中国、遺族に賠償金600万円 高速鉄道事故で
   
2011/07/27 11:49 【共同通信】
http://www.47news.jp/CN/201107/CN2011072701000360.html

 【温州共同】中国浙江省温州市の高速鉄道事故で、中国当局は27日、死者1人当たり50万元(約600万円)の賠償金を一律に支払うと発表した。多額の賠償金を支払うことで、事故後の遺族対応を早期に収束させる狙いとみられる。

 50万元は、中国の年間平均賃金の15倍に当たる。当局は「人道主義に基づいて判断した」と説明している。

 事故車両が保管されている温州市内の貨物駅では27日午前9時半(日本時間同10時半)ごろ、当局の関係者数人が、車両の様子を調べ始めた。車両を覆うシートの下をのぞき込みながら、メモを取るなどした。


いすけ屋

 中国の技術力は、もともと輸入ものばかりだから、宇宙ロケットを打ち上げても、5000mの深海に潜っても、別に驚きはしない。しかし、事故対応の早さは天下一品だ。事故現場を跡形もなく片づけたのも早かった。証拠を粉々にして、埋めてしまったのも早かった。しかし証拠隠蔽という批判がでると、埋め立てたものを掘り起こし、調査をするふりを見せたのも早かった。

 また、責任者の処分も早かった。上海鉄道局の局長、副局長、および共産党委員会書記を更迭したのは7月24日である。原因が分からぬまま、結果責任として当然なのかも知れないが、根本的に1年も工期を短縮させた大物は、責任を問われないのかな。

 そして、賠償金(600万円)を決めるのも早かった。さすが一党独裁政権だ。人ひとりの命が600万円が高いのか安いのか分からないが、これで納得せざるを得ないのが、中華人民共和国なのだろう。中国人民は、ある意味、可哀そうでもある。


 それにしても、日本の現政権を見ていると、余りにも違いすぎる。ちょっとぐらい真似しても・・・・。