首相、2次補正編成にめどつけば辞任
   
2011.6.2 12:35
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110602/stt11060212350008-n1.htm


 菅直人首相は2日昼の民主党代議士会で、「東日本大震災と東京電力福島第1原発事故のめどがつくまで、首相としての責任を果たさせていただきたい」と述べた。


 首相は「野党から提出されている内閣不信任決議案に対し、民主党衆院議員の皆さんに否決の対応をお願いしたい」と協力を要請。その上で「私がやるべき一定の役割を果たした段階で若い世代の皆さんにいろいろな責任を引き継いでいただきたい」と語った。


 これに関連し、鳩山由紀夫前首相は党代議士会で発言し、同日午前の首相との会談で、東日本大震災の復興基本法の成立と平成23年度第2次補正予算案の成立にめどがついた段階で辞任することで合意したことを明らかにした。



いすけ屋


 やはりポッポさんは宇宙人だ。昨日は不信任案に賛成すると言ってたのに、今日の代議士会の直前、菅さんと会って、「辞任」の一言を取り付けて満足したのか、一転して反対にまわった。これで不信任案は否決されるだろう。まったく何を考えているやらわからない御仁だ。ついでにあんたも辞めれば?


 ただ、辞める時期について、菅さんは「私がやるべき一定の役割が果たせた段階で・・・」としか言ってないのに、ポッポさんは「復興基本法の成立と平成23年度第2次補正予算案の成立にめどがついた段階で」と合意の内容を明かした。これは菅さんの口から出た言葉では無いので、ポッポさんの思い込みかも知れず、またまた菅さんの延命策に手を貸してしまった形だ。


 この場合でも非常に抽象的で、これでは一体何時辞めるやらわからない。例によって、2次補正を引きのばせば年度末まで行ってしまう。相変わらず、ノロマの政策が続く事になり、被災者の皆さんには、いつになったら明りが見えるやら。


 テレビは昨日から、もし可決したら解散だろうから云々と話を誇張し、何故こんな時に?と逆に自民党を責めていた。被災地の状態を見たら、それに定数違憲状態で解散なんて出来る訳がないのに、ただの「脅し」が読みとれないバカぞろい。ここにきても、まだ菅内閣を擁護する神経は何なのか?テレビ局が生来左巻きだからとしか考えられない。特に朝の番組のMCは、いずこもそうだ。


 「なんでこんな時に」って言う前に、「なぜ外国人献金問題で辞めなかった?」と糺すべきだろう。あのとき交代していれば、少なくとも日本はこんなに恥を書かずに済んだし、震災対応も原発も、もっと順調に出来ていた。今頃出してくる自民党に「遅すぎる」と「渇を」入れねばならないところだ。


 民主党諸君も、情にもろいようだ。理性が飛んでいる。菅さんが辞任を示唆しただけで、ポッポさんは「勇気ある発言だ」と褒め称えた。次いで、不信任案賛成派のテレビ政治家原口一博氏が「民主党は一つにならなければ駄目だ!」とやったから、みんなの目が潤んだ。これで流れは決まったのである。