東電役員報酬半減でも「まだ足りない」…経産相
  
(2011年4月28日11時40分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20110428-OYT1T00521.htm?from=top


 海江田経済産業相は28日の閣議後の記者会見で、東京電力が常務以上の役員報酬を50%削減すると発表したことについて、「カットの仕方がまだ足りない。高額報酬を手にしている人がさらなるカットを当然行うべきだ」と述べ、一層の報酬削減を要請する考えを示した。


 東電の賠償策を巡り、国も支援を検討しており、海江田経産相は「今の世論、国民感情も考えてほしい」と、このままでは国民の理解は得られないとの考えを強調した。


 東電は、福島第一原子力発電所事故の賠償金に充てるため、今月25日、年間報酬を常務以上は50%、執行役員は40%削減するなどして年540億円を捻出するとした人件費抑制策を発表していた。



いすけ屋


 別に東電役員を擁護する訳でもないが、何を根拠に役員報酬カットが足りないと言えるのか。というより、カットは全額でも構わないが、肝心の政府閣僚官僚は何故カットしないのか。特に監督官庁たる経済産業省こそ50%カットを実行すべきではないのか。その上で、東電は少なすぎると言うなら分かる。責任を全部東電に被せておいて、原子力安全保安院の監督責任は無かったとでも言うのか。


 運転管理責任は東電にある。これは動かない。しかし許認可から2月の耐用年数延長の決定を下したのは、どこのどいつだ。津波に耐えられない軟弱な規準で認可したのはどこのどいつだ。こんな時に責任も取れないようなら、許認可権を返上せよ。


海江田さん、聞いてんのか!