盗撮の疑いで小学校教諭を聴取 校内女子トイレにカメラ仕掛ける 
2011.2.9 16:58
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110209/crm11020916580029-n1.htm



 川崎市幸区の市立小学校の女子トイレに盗撮目的でビデオカメラを仕掛けたとして、神奈川県警幸署が県迷惑行為防止条例違反の疑いで、同校の40代の男性教諭から事情を聴いていることが9日、同署への取材で分かった。同署は近く、教諭を書類送検する方針。



 同署と市教委によると、1月31日午前9時20分ごろ、清掃業者が女子トイレに小型ビデオカメラ2台が置かれているのを発見し、同校に報告した。これを受けて校長が同署に通報し、教職員に事情を話した後、教諭が「自分がやった」と名乗り出たという。教諭は今月1日から自宅待機しており、同署の調べにも容疑を認めているという。



 市教委指導課は「本人から事実確認し、厳正に対処したい」としている。




いすけ屋



 いま、大相撲がひどく叩かれているが、生活の為に八百長やった力士と、この記事の様な事をやった教師と、いったいどっちが性質が悪いか。しかもこの人物の名は書かれない。どうしてそこまで保護するのか。どうせ、通信社から買ったニュースだから、それ以上の事はわからないから何も書けないのだろう。



 大相撲はプロである。あくまでも興業である。800人もの力士の中から一握りの力士だけが高給取りになれるが、大半は夢破れて廃業してゆく。それでも夢があるから厳しい稽古にはげむのであって、一部の人間が道を外れたからと言って、大相撲全体をひとくぐりに非難するのは、いかがなものか。



 そんなら教育者も一括して、公務員資格をはく奪するぐらいでないと公正ではないと思う。性質の悪さでは、小学校の女子トイレに盗撮目的でビデオカメラを仕掛けた教師の方が、よほど勝っているだろう。どうせ素直に認めたから起訴猶予か執行猶予付きの判決かどちらかだろう。名前が付されたままなら、私立の学校なり、予備校なり再就職も出来るだろう。



 相撲部屋は無菌室ではない。そんな環境で格闘技が出来る訳が無い。それに優勝を左右する八百長でなければ、野球の消化試合みたいなもので、しょうがない部分もある。中小零細建設業の談合みたいなものだ。生活がかかってくると、綺麗事を言っていられないのだ。文科省が教師を守り、相撲協会を断罪するなら、文科省こそ要らない。文科省がこの国の為になった試しがないのだから、政府は自ら不要な省庁を廃止すべきだ。



 相撲協会が全力士から聞き取りを始めたらしいが、協力しない力士もいるという。当然である。前回の野球賭博で、正直に話せば罪は咎めないと言っておきながら、正直者がバカを見た。本来なら協会の理事全員が職を辞してでも、現役力士を守るべきであったのに、大事な大関まで解雇した。こうして協会が力士の身分を保障してくれなかったから、こういう時、反発されても仕方あるまい。



 最後に、大相撲の八百長問題が何故今頃出てきたのか?という疑問がある。発信は警察であるが、親分は菅政権である。国会で叩かれる政府の話題を少しでも分散させるために、官邸が圧力を加え、警察にリークさせた事が疑われる。注意して欲しいのは、八百長問題に厳しいメディアほど菅内閣に優しいから。今や、情報戦争時代である。