人は平等ではないし、平等を求めても仕方がない。
努力をしたってほとんどの人が報われない。
世の中の仕組みを知って、仕組みの側にうまく立った努力をした者だけが報われる。
成功者の本はたくさんあるが、その何万倍もいる敗北者の挫折はなかなかわからない。
仮にささやかな成功を得ても突然人生は終わってしまうこともあるのだ。
あまりにも残酷だ。
ごく一部の人間だけが幸せという果実を手にして、その幸せそうな姿を僕はいつも指をくわえて見ているだけだ。敗北者は自分より無様な負け方をしているものを探し求める。そんなことに意味がないことをわかっていても本能が自分より下位にいるだろう者を探す。
でもそんな人間はいないのだ。
残酷だがそれが運命だから。
もしほんの少しの幸せが巡ってきたら、それは人生の終わりが近いことを意味するのだろう。
底辺の人間に神が微笑みかけてくれるのは、人生を諦めた時だけだから。