先週発売されて社会現象のように列をなした村上春樹ファン。
「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」
書店は入荷待ちでどこにも置いてなかったんです。
でも今はアマゾンで買えるんですね。
今日は朝から雨だったので読んでみました。
もやもやした感じが残る結末。
読者にそれぞれの結末を求めているのか・・・
人間関係の中にはいつも裏切りと疎外感が付きまといます。
それはある人間の利己的な考え方もあるでしょうし、人間関係のバランスの心地悪さに
象徴的な生贄を作り新しいバランスを作っていく。
いじめなんかもそんなバランスの中で出るのかもしれません。
そういった人間関係についてとても深く考えさせられる話でしたね。
- 色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年/文藝春秋
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