大里さんがキャンディーズの引退コンサートを無事仕切り終わった後、

サザンを発掘したのには大きな理由がありました。

渡辺プロを大里さんが辞めたのは独立するためではなく、アメリカに移住するために

渡米するためでした。

ところが知り合いから原田真二を任されたため、アミューズという事務所をわざわざ作り

帰国したのです。そこにキャンディーズの引退をプロデュースする作業が入ってきました。

キャンディーズの引退が落ち着き、原田真二をじっくりと育てようと思った矢先に原田真二が

事務所を辞めたのだそうです。

そして事務所を運営するために新人を探していた時にビクターの高垣さんから紹介されたのが

サザンオールスターズです。

そこで「勝手にシンドバッド」を聞いて衝撃を受けたそうです。

これがサザンをやってみようと思ったきっかけ。

サザンのその後についてはシングルの履歴で読んでもらうとして、

アミューズでの出来事で面白いのはいい意味での下剋上というところです。

タレントオーディションをやっていたとき、福山雅治を女性社員が相当推していたそうです。

大里さんは歌はダメだなっていう印象。しかもオーディションの本選にも福山は連絡ミスで

大遅刻。しかし女性社員の進言により福山待ちになったそうです。

おしゃべりはいいから俳優とラジオDJというのが大里さんの福山売り出しの方針。

歌は下手だからやめなさい。

それもいつの間にか女性社員の後押しにより、ヒット歌手に。

いい意味での下剋上がアミューズを大きくしたようです。