- エロメディアに鋭く切り込んだ渾身作品です。
- 「エロの敵 今、アダルトメディアに起こりつつあること」
- 今やテレビでの裸はご法度。小さな男の子の性器も
- 禁マークで隠してもNGな時代。
- 裸そのものに対して世間は批判を浴びせております。
- こんな時代だからこそ出てきた本ですね。
- エロの敵 今、アダルトメディアに起こりつつあること (NT2X)/安田 理央
- ¥1,575
- Amazon.co.jp
コンビニやレンタルショップに行けば十年一日のごとくエロ雑誌やアダルトビデ
オを手に取ることができる。それ故につい知っているつもりになりがちなアダル
トメディアだが、昨今では内外さまざまな要因からその商品形態や業界地図は、
すごい速さで塗り代わりつつある。にもかかわらず、それが「エロ」であるがゆ
えにか、誰もビジネスの側面からこれを語っていなかった。
本書は、このように「身近にあるようで意外と知らない世界」であるアダルトコ
ンテンツ業界が辿ってきた変遷といまリアルタイムの姿を、ライター(また制
作者)としてその内側にいるフリーライターの安田氏と雨宮氏が、経験と実績
を交えてレポートするまったく新しい「ビジネス書」である。
いったい、だれが「エロ」を殺すのだろうか?
■著者「まえがき」より
今、アダルトメディアは、かつてない大きな変革期を迎えている。エロ雑誌、ア
ダルトビデオ(AV)、そしてインターネットをはじめとするデジタルメディア。
いずれのジャンルでも、ここ数年の間に大きな変化の波が押し寄せてい
る。(中略)
そしてインターネットの普及は、アダルトメディア全体に、最も大きな影響をも
たらした。それは、アダルトメディアにとっては、諸刃の剣だった。インター
ネットの登場によって、日本のエロメディアは、大きな変化を余儀なくされたの
だ。(中略)
現在、日本のエロメディアがおかれている状況を考察していくと、ある原因が見
えてくる。それは「エロ」というジャンルそのものが、構造的に抱えている問
題だった。
本書では、各エロメディアが成長して来た過程と現状をレポートすることによっ
て、日本の「エロ」が直面している問題を浮き彫りにしていこうと考えている。