■2021/04/10(土) 花鳥風月 第5話「出家遁世など許されぬ運命(さだめ)」
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戊丁 四緑赤口 晴
まずは1曲。
はしだのりひことシューベルツで「風」
人に聞く。
去る八日申の刻、勢州(松野伊勢守)、花の御所別当職と面談。
「今一度、世のため人のために奮起を願いたい」と別当が仰せられれば、勢州申して曰く、「私は江戸時代ならとっくに隠居、昭和時代なら間もなく定年退職の年齢に達しますゆえ、もはやそんな気持ちはございませぬ。何卒、その儀ばかりは……」、と。
しかし、別当「……今申された足下のご意思、間違っていたら相済まないが、本心からとは思えませぬな。なぜならば、つい先だって、菊亭家を通していま一度、兵衛佐の職に就きたいと希望されておりますゆえ」と食い下がれば、勢州「それは、世のため人のために非ず、ただ自分のためナリ」と。
別当なおも言葉を継ぎ、「まずはご自身のためで良いので、それから世のため人のため国のために尽くすのが人の道とは思わぬか 兵衛佐再任官は余も同意する。その後は四位の京職(左京大夫、右京大夫)か近衛中将を目指すのが本筋である。まだ枯れてはいけない。振り向くな前を向け」と。
ここに至り勢州意を決し、「よくわかりました。ただし条件がございまして、バリバリ働いてくれるパートナーを得られるのであれば、世のため人のため国のために汗を流し、京職でも中将でもなんでも目指しましょう」と云々。
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お別れはこの曲。
風で「22才の別れ」(作詞・作曲:伊勢正三)
私はあなたの知らない人と結婚するけど、あなたはあなたのままでそのまま変わらずにいてね
最後までお読みいただきありがとうございました。
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おわり