令和2年血風録 第5話「津乃守坂雪の別れ」 | 伊勢守日記

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■2020/02/13(木) 令和2年血風録 第5話「津乃守坂雪の別れ」

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丙戌 二黒友引  雨のち晴

 

   

或る人云う。 

 

松野勢州(伊勢守)、夢かうつつか大昔の映画のように頭上に丸窓現れ、先月31日限りで憎き憎き毒島大奥御年寄に連れられて行っちゃった平井左中将(藤原北家秀郷流、少弐氏から派生した武藤氏系統の末裔。4代目掃き溜めの鶴登場す。

 

伊勢守平伏し、「麗しきご尊顔拝し奉り恐悦至極に存じます。私情においては寂しく思いますが、あなたさまは花の御所のような有象無象(うぞうむぞう=数は多いが、種々雑多なくだらない人や物。ろくでもない連中のこと)集う所よりもより静かな環境で、より大きな仕事を成していただきたいと、有象無象のひとりである不肖私め心より思っております」と申せば、左中将ただひとこと「勢州、大儀であった」と仰せられ姿が見えなくなり、松野勢州ただただ袖を濡らすばかりぐすんと云々。

 

 

それはともかく、ホタテです

 

 

ここで1曲。

チェリッシュで「なのにあなたは京都へゆくの」

 

 

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おわり