■2018/11/30(金) 空と雨と波と 第23話「東山魁夷展&ピエール・ボナール展」
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丙寅 三碧友引 晴
ウワサ雀の京童に聞く。
従五位上、杉野伊勢守(鴫宮ディーノ勢州)、久方ぶりに美作宰相どののお供で六本木の新美で「東山魁夷展」「ピエール・ボナール展」を鑑賞と云々。
伊勢守、東山魁夷の名前は知っていても作品をよく知らず、「『雄大な富士山の絵』(実際は横山大観の作品『霊峰飛翔』)や『もみじ一面の池を泳ぐ鳥の絵』」(実際は川端龍子の作品『愛染』)が見られるのかぁ」と期待していたが、他の人の作品なので当然展示されておらず
若干拍子抜け
するも、東山魁夷の凛とした世界に初めて触れ感動した
と云々。
杉野勢州は述懐する。
唐招提寺御影堂障壁画も壮大だったが、いちばん心動かされたのは絶筆となった『夕星』である。
長命を誇り天寿を全うした画家であっても、最晩年は目が悪くなったり指が動かなくなったりで何を描いたのかよくわからなくなるケースも珍しくないが、この作品は肉体的精神的な衰えを全く感じさせず、おそらくは人生の集大成のつもりで、気迫で描かれたのであろうな、と想像できたのだった。
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続いて「ピエール・ボナール展」
最近は印象派よりナビ派が注目されているようで、去年三菱一号館で一部見たけど、またオルセーからやってきたのである。
勢州はなおも述懐する。
あたしが注目したのは、ボナールの作風よりその生涯だった。
ボナールは1893年26歳の時に後に妻となるマルト(自称16歳、実際は24歳).と知り合い親しくなったが、結婚したのは32年後の1925年で、その時に初めてマリア・ブールサンという本名と実際の年齢を知ったというのだ
結婚にあたってはウィキペディアにも書いてないようなゴタゴタがあり、死人が出たことは会場の解説に書いてあったが、島倉千代子、あるいは小泉純一郎ではないが人生いろいろ、男と女もいろいろであるなぁ… と思った次第である
ここで1曲。
鼠先輩で「六本木~GIROPPON~」
ちなみに「東山魁夷展」はかなり混雑していて、「ピエール・ボナール展」は空いていた。