■2015/06/28(日) 続・勝ったのはラブリー、ラブリーデイ
乙亥 七赤大安 晴のち曇一時雨
ある人云う。
杉野伊勢守(勢州)、昨年のジャパンカップ以来の現地競馬観戦
(東京府中)は、竹林の三賢メンバーの山部右近衛大将(ゼリー)
どのとの同道也。
ヅカ記念、勢州ラキシス軸、右大将ゴルシ軸で撃沈。
勢州ほかに東京10Rの馬連、阪神最終の単複取るもいずれも
本命サイドで焼け石に水。
両者、ロクにツマミも取らず、ビール・サワー・ハイボールのグラス
重ね、それでも足らず、全レース終了後、反省会と称し府中の
街に繰り出す。
途中、通り雨に遭い、ケヤキ並木を走るなど、ドラマのようなコト
演じつつ飲み代引き出し、某居酒屋でお通しの枝豆をメインの
ツマミにハイボールのグラス重ねる。
勢州、右大将に「人に泥を吐かせるには、直球勝負ではダメで、
大きく曲がって落ちるカーブか直球と見せかけてストンと落ちる
スプリットを使わねばならぬ」と言いつつ、自身は、
「今のウチの女性陣には拡声器使って、『オマエらは、
本三位中将(美人作家志望者)、前右京大夫(ミス○○大学
入賞経験者)、前少納言(謙虚な美女)の足元にも及ばない!』
って言ってやりたい!」などと酔余とはいえ危険球な発言をする。
やがて時計の針、22時近づき、勢州「会計が不安…」と酔い覚め
かけるが、情弱杉野、己の身に幸運があったことその時点で
気づいておらず(後述)、それを知っていれば飲み代を英世5枚
などとケチ言わず、諭吉1枚用意して「今日はおごります」と言えた
のであった。
結局、狙った馬券が見事に外れ、チョイト一杯のつもりで深酒と、
昭和の歌のような一日だった。と、伝えられる。
(了)
===========================