■2015/05/11(月) 良い作家、悪い作家、普通の作家
丁亥 九紫先勝 晴
よく言っておきますが、ライターはエディターのいうことを
おとなしく「はいはい」と、ききなさい。
そして、作品が漫画化、アニメ化、ドラマ化、映画化されるのなら
素直に喜びなさい。
なぜならば、漫画でもアニメでもドラマでも映画でも、原作者には
銭が入るハズだし、それがヒットすれば、原作本やその他の本も
売れて、ますます銭になるからです。
先だって、某直○賞作家さんが某公共放送でのドラマ化に際し、
原作改変を納得されない事件がありましたが、バカな話ですね。
活字と動画では表現方法が変わって当然です。
ナベ○ネさん風に言えば「生意気なことを言うな、たかが物書きが!」
てなもんです。
「Another」の綾辻行人さんは、原作では脇役に過ぎなかった
赤沢泉美を漫画でメインヒロイン見崎鳴のライバルとして目立たせ、
アニメで見崎鳴以上の人気キャラに描いたことを喜んでいましたよ。
ただし、テレビが壊れた私は観てないのですが、
妙な原作改変で低視聴率に喘ぐ「戦う!書店ガール」のようになって
しまえば、原作者のイメージダウンにすらつながりかねないので、
大変ですね。
私はアレの原作を読んでいるのですが、上手くドラマ化すれば
「女性版半沢直樹」になったかも知れないと思っていたのに残念です。
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(了)
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