動物は「物」か? | 川端 裕の出会い日記

動物は「物」か?

今日は土曜日恒例の終日ルーティンワーク。



ちょっと残念(というか悲しい)ことがありました・・・。



夕方、事務所の一階の玄関を出てすぐのところにハスキー犬わんわんがうずくまっていました。


どうやら車にはねられたか何かしたみたいで、後ろ足、というか下半身が全く利かず、前足も動くには動くけど、身体を支えたりはできないほどひどい状態。



良く見たらお腹にも水か内臓破裂による血液が溜まっているみたいで、痛ましい限り。しょぼん



首輪の跡はあるものの首輪も無い。



病院に連れて行こうと身体に触れようとすると、恐がって噛みつこうとするので、たまたま事務所に来ていた妻が仕方なく一番近い獣医さんに来て貰おうと獣医さんを呼びに行きました。


けれども、獣医さんからは残念ながら他の患者さん(ワンちゃん、ネコちゃんたち)がいるので行けないと言うつれない返事・・・。



そうこうしているうちに誰かが警察に連絡したみたいで、お巡りさんが4~5人やってきました。




そこからが考え物でした。



ハスキー犬を見守っている人たちはみんな、一刻も早く病院に連れて行って欲しかったのだと思います。



でも、お巡りさんたちは(仕方ない面もあるのですが)飼い主はいないか、第一発見者を確認している。


このあとどうするつもりなのか聞いてみたら、とりあえず警察署に連れて行くので移動交番を手配したとのこと。



ところがどういうわけか、その移動交番が全然こない。



その間も、ハスキー犬は息も絶え絶えで苦しんでいる・・・。




やっと移動交番が来たら来たで、なんだかハスキー犬がまるで犯人か何かみたいなぞんざいな扱いをされていて、本当にすごく悲しくなってしまった。



多分、お巡りさんたちはハスキー犬を拾得物としてしか見ていなかったのだと思います。




たしかに法律的には「物」なのかもしれませんが、実際は「物」なんかじゃない。


こんなの言うまでもないはず。



このあたり、なんとしないといけないですね。




悲しい出来事でしたが、正直言って普段はあまり気にしたことが無かった遺失物法を確認する機会にはなりました。



感謝!(といいつつハスキー犬が心配。とっても心配・・・)




さて、明日はどんな素敵な出会いがあるのかな?


楽しみ!  






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