正しい道と死生観 ☆☆☆☆☆
今日は土曜日恒例の終日ルーティンワーク・・・。
粛々と。
さて、今日の出会いはこれ。
- 佐藤 一斎
- 言志四録 1 (1)
武士道シリーズ。再読
◎仏教では、本当は長寿でボケないことが一番大切な修行のしるしなのだ
◎定まった運命でないものはない。ただこれを前もって知らないだけなのだ
◎最上の人は宇宙の真理を師とし、第二等の人は立派な人を師とし、第三等の人は経典を師とす
◎すべて事業をするには、天に仕える心を持つことが必要である
◎人は仁義礼智信、考悌忠信を尽くすべきである。人間はただこうすれば良い
◎天はなぜ自分をこの世に生み出し、何をさせようとするのか
◎自分は天のものであるから、必ず天職がある。この天職を果たさなければ、必ず天罰を受ける
◎書を読むのはあくまで参考にするものである
◎心が邪であるか、正しいか、また気が強いか、弱いかは必ず筆跡に現れる
◎物事を考える場合には、周到綿密であることが必要だ
◎一旦考えが決まったからには、これを行なうには手軽に片付けることが必要だ
◎志が立っていなければ、一日中本を読んでいても、それは無駄ごとに過ぎない
◎だから、学問をして聖賢になろうとするには、志を立てること以上に必要なことはない
◎時間的にも、事柄的にも、昇りつめた龍、すなわち尊貴を極めたものは、退歩を考えておかないと必ず敗滅の悔いがあるものである
◎重臣の仕事は二つ。一つは人心の安定。もう一つは臨機応変の処置
◎酒は穀物の気の精である。これを少し飲めば養生に良い
◎元気盛んな若者は、酒を飲むと病気を引き起こすだけだから飲まないほうが良い
◎勤勉の反対が怠惰であり、倹約の反対が奢侈である。酒は人を怠惰にし、また、おごりの心を長ぜしめる
◎才智が人並みはずれてすぐれているのは、むしろ畏るべきものである
◎諸大名が邦を根本的に治めるのに最初に手をつけるところは、驕りを差し止め無駄な費用を省くことである
◎下情と下事とは別物である。大名は下情は良くわかっていなければならないが、下事は知らなくても良い
◎現世で悪く言われようが良く言われようが、それは恐れるに足らない。後世になって、悪く言われたり誉められたりすることは恐ろしい
◎準備万端整って、やむにやまれなくなって蕾を破って外に咲き出すのが花
◎「かくすれば かくなるものと 知りながら やむにやまれぬ 大和魂」吉田松陰
◎天下には無用の物もなければ、無用の事も無い
◎天を動かし、地を驚かせるような大事業も、すべて己一個から創り出される
◎己を失うと友人を失う。友人を失うと何も無くなってしまう
◎曲げることが出来ない道、すなわち正道を突き進む時は、決して危険なことはない
◎聖人は力強く健康で病のない人、賢人は自ら節制して病にかからないように気をつけている人、常人は体が弱くよく病気をする人
◎何事も急いでは失敗する。落ち着いて忍耐強く好機が到るのを待っていれば、目的を達することが出来る
◎広々とした宇宙に正道が一本貫いている
◎聖人は生死を超越しているから、死に対して心が安らかである。賢人は生者必滅の理を知っているから、死を生きているものの務めであると理解して慌てない。一般の人は、ただ死を畏れて取り乱す
◎賢者は死に臨んで、当然来るべきものと考え、死は生者の責任であることを覚悟し、死を畏れることを恥じ、むしろ安らかに死することを希望する
◎聖人は平生の言動が全て教訓となるものであって、没するときに特に改まって遺訓を述べることはしない
◎死生を見ることが、まるで昼夜のようであって、特別のことと考えないのが聖人の死生観である
◎天が我々を生み、そして死なすのだから、死生は天に任すべきもので、畏れないでよい
◎上下の人々に信用があれば、この世の中で出来ないことはない
◎国家を治める道は教と養の二途以外にはない。教は天道であり父道である。養は地道であり母道である
◎言葉を慎むことは、すなわち行いを慎むことである
◎わが心は天の一部であり、すなわち天そのものである
◎草木の如きものでも、今年実の結び方が多きに過ぎると、翌年は必ず不作である。人の家の盛衰の定めもまた同様のことである
◎大徳の人の心は、天地万物を差別無く一体とみなしている。ゆえに刑に処せられるものを哀れみ、罰するに慎重な態度を取る
◎多くの人が幸福に思うことは、大体私欲が満たされることで、こういうことを大徳の人は幸福に思わない
◎大徳の人の幸福と思うことは天の道にかなったことで、多くの人はこんなことは何のことかわからないから、幸福ともなんとも感じないものである
◎急がずに漸進的にことを運べば、必ず成功する
◎よく子弟を教育するのは一家の私事ではない。これは君に仕える公事である。いやそれどころではない。人間として天に仕える大切な本分である
◎読書三法。その一「自分の心を持って、作者の精神のあるところを迎えるべきである」その二「書物に対しては批判的であって、その一部は信じても全部は信用しない」その三「作者の人柄や業績を知り、またその当時の社会的背景を論じ、進修の資とする」
◎何事を為すにも、人事を尽くして天に任すのが良い
再読にもかかわらず、読み込んでしまった・・・。
人事を尽くして天命を待つ。
今の自分は誰憚ることなく「やるべきことはやりつくした。全力を出し切った。」と確信できているか?
またしても背筋が伸びました。
感謝!
さて、明日はどんな素敵な出会いがあるのかな?
楽しみ!
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