企業の目的 ☆☆☆☆☆ | 川端 裕の出会い日記

企業の目的 ☆☆☆☆☆

今日はいよいよ週末に迫った某企業向けの評価者研修のリハーサルとか・・・。


足掛け1年、やっとここまで来たって感じ。



最後まで気を抜かず、僕が持っているものは全て出し尽くすためにはどうしたらいいのか?


そんなことばかり考えていた一日でした。



さて、今日の出会いはこれ。



P・F. ドラッカー, Peter F. Drucker, 上田 惇生
チェンジ・リーダーの条件―みずから変化をつくりだせ!

研修のリハーサルのために、資料をひっくり返していたら目に止まったので再読した。



もはやマネジメントは専門能力では無く一般教養となった



企業の目的の定義はただ一つ。それは「顧客を創造する」こと



◎顧客が購入しているものは「効用」すなわちメリットである



◎マーケティングの究極の理想は「自ずから売れるようにすること」すなわちセールスを不要にすること



◎エスキモーに冷蔵庫を売ることは簡単である。「これは凍結防止機能付きの貯蔵庫だ」と言えば良い



◎この例えは技術的にはイノベーションではないが、経済的にはイノベーションである



企業活動とはマーケティングとイノベーションによる顧客の創造のことに他ならない。これ以外の定義はない



◎「我々の事業は何か?」を考え続けるのがトップの仕事である



◎その問いに答えるには「顧客は誰か?どんな人たちか?」の問いに答えなければならない



◎「顧客はどこにいるか?」も重要な問いである



成功しているときこそ「我々の事業は何か?」を問わなければならない



◎成功とは陳腐化の第一歩である



◎市場において目指すべき地位は最大ではなく「最適」である



最も影響力を持つ消費者は「教育を受けた共働きの女性」である



顧客の利益になることならば行われてしかるべきである。その収支を合わせるのが我々の仕事である



◎情報は他の資源と異なり希少性の原理に従わない。ダイヤモンドと異なり、情報はあまねく広がれば広がるほど、その価値を増していく



◎情報を出し惜しみする人は、このことを理解していない愚か者である



◎変化は顧客からではなく「非顧客」から始まる。だから数%の「好ましくない客」が必要だ




企業の目的は顧客の創造。これが利益よりも上に来る価値観。



株主価値を顧客の創造よりも上位においたライブドア。


恐らくは、顧客の創造よりも、利益追求の方が優先順位が高かったのであろうヒューザー。




企業の目的は顧客創造。



改めて自分の胸に刻み込みました。




それにしても、本当に惜しい人を亡くしました・・・。


改めてご冥福をお祈り申し上げます。



ドラッカー先生からは本当に本当に多くのことを教わりました。



感謝!




さて、明日はどんな素敵な出会いがあるのかな?


楽しみ!




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申し訳ありません・・・。