評価よりも組織作り
今日の午前中は某企業の人事制度改革ミーティング。
もともとは人事「評価」制度の改革が主眼だったのだけど、様々に議論を重ねているうちに「これは組織改革にも手をつけないと・・・」との動きがでてきたとの報告を受けた。
良い方向に進んでいる。
僕の自論としては評価よりも、適切な目標設定の方が大事。
そして、適切な目標設定には、「自発的に高い目標を掲げる雰囲気が充満している組織」であることが必要だと思っている。
要するに評価の方式を整えるよりも先に、ヴィジョンや組織をブラッシュアップする方が正しい順番だと確信している。
ただし、これは大変。無茶苦茶大変。
だから、多くの企業では手を付けたがらない。
そして、ヴィジョンや組織は変えないまま、先に、それよりは手を付けやすい「成果主義」を導入してしまう。
その結果、失敗する。
組織がぐちゃぐちゃになって「成果主義導入は失敗だった」と安易かつ誤った結論づけをする。
某企業はその道を選ばなかった。
僕に声がかかった当初は盛んに「ヴィジョンをビジュアル化するところから始めましょう。」って、ご進言申し上げていたのだが、力足りず、まずは評価制度改革から手をつけるということで落ち着いた。
ひとたび決断が下されたからには、その前提で邁進してきた。
それが「やはり組織改革まで枠を拡げないと評価との整合性が取れないことがはっきりしました。ついては組織改革に着手します。」と、スピーディに方針変更する。
なかなかできることではないと思います。
素晴らしいと思います。
某企業には心から敬意を表します。
こうした素晴らしい企業とお付き合いさせていただける幸運に感謝します。
さて、明日はどんな素敵な出会いがあるのかな?
楽しみ!
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