「パブリック」の精神 | 川端 裕の出会い日記

「パブリック」の精神

今日、やっと悪戦苦闘していた新企画の仕込が一息ついた。


悶絶したけど、その分、今後の「落とし込み」は簡単なような気がする。


ほっと、一息・・・。



今日の出会いはこれ。



土居 健郎
「甘え」の構造 [新装版]

日本人の精神的特質を改めて確認したくなった。



◎「甘え」は日本人の精神構造を理解する場合の鍵概念である



◎同時にそれは、日本の社会構造を理解する場合の鍵概念ともなる



◎内と言う言葉は、身内とか仲間内と言うように主として個人の属する集団を指す



◎内は、英語の「プライベート」のように個人自体もしくは個人の内面を指すのではないことは大きな意味を持つ



◎このことは、日本では、集団から独立して個人のプライベートな領域の価値が認められていないことを意味している



だから、人格の統合の価値が認められることも余りない



◎内と外の区別はあっても、内と外を合わせた「パブリック」の精神を持たないのが多くの日本人



◎内と外と言う区別自体が個人的なものだ



◎しかも、それが何の疑問も無く社会に認知されているのだから、日本で公共心が一般化するのは極めて困難



◎要するに日本人の特徴として、内外の区別には異常なほど気を使うのに公私の区別には驚くほど無頓着なのだ



◎公私混同が起き、公共物が私的利用され、いつのまにか税金がろくでもないものに使われるのも当然なのである



◎日本人の大部分が、そうした公私混同に身に覚えがあるので、それに本気で怒ったり暴動が起きることもないのだ



◎日本人の精神生活のあらゆる面に「閥」意識が現れ、小天皇が現れるのも同じ理由による



日本人の罪悪感は、絶対的な倫理観や宗教観から来るのではなく、共同体を裏切る行為に先鋭的に現れる



・・・身に覚えのあることばかり。


「パブリック」の精神をしっかり身につけたいです。


感謝!




さて、明日はどんな素敵な出会いがあるのかな?


楽しみ!




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申し訳ありません・・・。