先日、娘と京都市近代美術館の「藤田嗣治展」へ行った時のこと。 入り口でチケットを買うと後ろから声を掛けられ、「入場者10万人目に選ばれました」 といわれ、ビックリ
セレモニーをするから・・とのことで、すこし横の方へ連れて行かれて、簡単なインタビューを受けたり、写真を撮られたりして、何だか嬉しいやら恥ずかしいやら・・・。 NHKのニュースでもやるらしく、新聞にも載るらしい。 今までテレビではよくこういうのを見ていたが、まさかまさか自分が選ばれるとは・・・・
藤田の絵は大ファンで、13年前に同じ近代美術館であったときも訪れたのだが、テレビ局の人に聞いて、「ああ、そんなに前だったのだなあ」と感慨深く思った。 彼の伝記も読んだが、戦争をはさんで日本とフランスへの複雑な思いがある人で、波乱に満ちた生涯だったのだなあと思う。 でも最後の夫人が日本人で本当に幸せそうだったので良かった。 それまでの妻たちはみんなフランス人でかな~りくせのある人ばかり・・・でも最後に安らげたのでは・・・・子供が好きで晩年は田舎の村で宗教画や子供の絵をたくさん描いていた。
私も今年一番の幸運だったかな。 きっと年末ジャンボ宝くじを買っても絶対当たらないだろう(笑)