昨日はうちの娘のピアノ発表会だった。  娘は私が教えず、いつも一緒に発表会をさせていただいている先生に幼稚園の頃からレッスンしていただいている。 弾いたのはウェーバーの「華麗なるロンド」

 

今娘は高2で、受験勉強が忙しくなってきたので今回の発表会でいったんレッスンは休みたいと言い出した。

娘は手がすごく小さくて、いまだにオクターブがやっと届く程度なので、オクターブの連打ができない。  親としてはピアノの方に進んでくれたらうれしかったのだが、こう手が小さくてはやはり音大は無理だろう。歌や音楽学なども、もうひとつ興味がないようで、結局音楽とは違う道を考えて、ピアノは趣味という形でやってきた。

 

今回の曲もメロディーをオクターブで連打するところがあるのだが、届かないので上の方だけではっきりと弾く、というやり方で弾いた。

今までは「、恥ずかしいので友達は呼ばない」と言っていたのだが、今回でいったんやめるのだから、友達にきてもらったら、という私の言葉を聞いて、クラスメイト数人に来ていただいた。  

やはり友人に聴いてもらうとなると、かっこ悪い姿は見せたくなかったのか、いつになく必死で練習していた(笑)  おかげで、まあ失敗もなく何とか弾けてほっとしたようである。 今までは少々間違っても「まあいいか~」みたいな感じだったのが、えらい違い(笑) 

 

それにしても私としては寂しい限り・・・である。 受験勉強しながらでも続けられないかと言ったのだが、医学部志望で、もう高2なので受験まであと少し。 さすがにこれからは勉強に集中するらしい。 また無事合格したらレッスンを再開したいとは言っているが、まず現役合格は難しいだろうし、大学に入ったらめちゃくちゃ忙しいだろうし (それ以前に希望大学に何浪しても受からないかもしれませんあせる)・・・・もうこれで永久にピアノからは遠ざかってしまうかも・・・と思うと本当に寂しい・・・ でも今回、発表会に出た方の中で現役の女性医師の方がいらっしゃったので、医師という忙しい仕事をしながらピアノも頑張って練習しておられる人もいるのだと思った。

娘も自分の憧れている医師の方が、かっこよくリストの曲などを弾いているのを見て、「私も合格したらまたピアノレッスン再開するわ~」と言っていたが・・・どうなることやら・・

私としては娘がどんな道に進んでもいいと思っているし、とにかく趣味としてピアノを続けてほしいと思っている。