ダイジェスト:2005年2月6日より。(ほぼ日刊 hitorigotoより抜粋) | ブレブレタコラの逆襲

ダイジェスト:2005年2月6日より。(ほぼ日刊 hitorigotoより抜粋)



NHKの「トップランナー」という番組で、「ハナレグミ」こと、「永積タカシ」が出ていたので見た。(「ハナレグミ」とは、「永積タカシ」のソロ・プロジェクトの名前。)
以前、彼が、前にやっていたバンド「スーパー・バター・ドッグ」の曲、「サヨナラCOLOR」を聞いて、知り合いのミュージシャンや、後輩、担当アーティストまでに、「良いよ。良いよ。」と、言いまくっていたのを思い出した。
私のイメージの中の「永積タカシ」は、「カーティス・メイフィールド」+「ジェイムス・テイラー」。
FUNKミュージックをルーツとした音楽をやっていた「スーパー・バター・ドッグ」が「サヨナラCOLOR」のような曲をリリースしたときには、本当にびっくりした。
彼が、子供の頃には、親の運転する車の中で、「ビリー・バンバン」や「吉田拓郎」などのフォークがよく流れていたという。そして、彼が、音楽に興味を持ちはじめて、最初に衝撃を受けた曲が、「ボブ・マーリー」の「ゲット・アップ・スタンド・アップ」。こんなところから、彼の音楽は生まれてきたのだろう。
インタビューをはさんで、3曲目に「サヨナラCOLOR」を、歌った。
聞いていて、不覚にも、47歳になる私は、泣いてしまった。
彼は、現在30歳。
新人の、いい歌が歌えるアーティストを探してるんだけど、やっぱり、いい歌が歌える人って、このくらいの年になっちゃうんだよな。