ダイジェスト:2005年2月6日より。(ほぼ日刊 hitorigotoより抜粋) | ブレブレタコラの逆襲

ダイジェスト:2005年2月6日より。(ほぼ日刊 hitorigotoより抜粋)

一時、ギャンブルにハマっていた十年以上も前のことを思い出した。
どうして、そんなにハマっていたのか、自分でもわからないが、給料が、手取り30万円くらいだった頃、給料日には、給料全部以上のお金を、貯金通帳から引き出して、渋谷の、違法のポーカーゲーム屋につぎ込んでいたことがある。(で、賭博、博打の刑法の時効は大丈夫だろうか。)
ひどい時は、次の日からコンサートツアーで、会社の経費を持っていたときなんかは、そのお金すら、全部すっちゃったりなんかして、あわてて、次の日の朝、サラ金にお金を借りて、地方にツアーに行ったことなんかもある。(もちろん、返しました。)
もちろん、勝って、立つくらいの現金の札束を持って帰ったこともあるが、結局は、計算すると、大変な赤字だ。
知り合いの、ある人は、ドイツ車を3台買えるくらい負けているという話も聞いた。
でも、なんだか、楽しかったのね。
賭博場の中では、年齢も、役職も、何も関係ない。それぞれ、一人の孤独な賭博師同士。
レコード会社の宣伝マンがいたり、プロダクションの社長がいたり、アーティストのマネージャーがいたり、現役じゃないけど、今のレコード会社の社長や、重役になっている人までいた。
そんな会社の地位が、バラバラな連中が、対等に会話して、「そんなに、ムキになっちゃ、駄目だよ。○○ちゃん。」とか、「その台は、やめといたほうがいいよ。昨日ロイヤルが出ちゃったから。」とか、そんな会話がとぶのだ。
いやー、楽しかった。
バブルですね。狂ってた時代ですよ。

じつは、もっと、もっと、言えないような話が、あるんですが、ちょっと、まだ、時効が来てないような物件なので、あと、十年くらいしたら書きます。