豪雨災害の後遺症 | グアテマラ便り

豪雨災害の後遺症

土砂崩れ

10月始めに襲った熱帯性低気圧スタンから2週間が過ぎようとしているが、現在でも避難生活を余儀なくされている人が、火山湖アティトラン湖周辺を中心に5万9千人以上いる。504ケ所の学校や市のサロンを使って避難所にひしめき合うように生活をしている。

死者及び行方不明者1,513人、被災者数44,1431人と莫大な被害をもたらした。

また主要産物であるとうもろこしやじゃがいも、にんじんなどの野菜を栽培する農場、家畜などの牧場も大打撃を受け、野菜などの値段も高騰している。

土砂崩れも各地で起こっていて、復旧作業を進めているが、写真のような状況で、迂回道を通って、移動を余儀なくさせられている。一部片側通行のところも、1時間近くも待たされる。。

パキスタンの大地震のように交通網が遮断されたところは、救援物資などの食料も届かない地域もある。

グアテマラが復興し、立ち直るまでには時間がかかりそうだ。