先日、ある製品を公式ページから購入したのですが、
家族がすでに同じ物を購入していたため
キャンセルの電話をしました。
フリーダイヤルにかけ
必要な番号を押す
コールセンターのお姉さんに繋がり
キャンセルをしたい旨伝える
すると、すごーーーく丁寧に対応してくださり
なんだか余計に申し訳ない気持ちになっていました
キャンセル作業はすぐに終わったのですが
そのご丁寧なお姉様は、すかさず
『いただいたお電話で大変恐縮ですが、新商品の紹介をさせていただいてもよろしいでしょうか?』
ときた
こちらも、キャンセル電話の申し訳なさから
はい
と答えてしまいました。
すると、そのお姉様、新商品の紹介を持ち前の美声で始めました。
が、もちろん原稿を読んでいるだけ
加えて、まあまあ長い
お姉さんの音読をただ聞いているだけの私
電話越しの私たち2人の間に流れる
なんとも言えない微妙な時間
そして、その音読の最後に一言
『いかがでしょうか?』
と言われてしまいました
お姉さんは価格に言及しませんでしたが、
私は知っています
10万越えの商品だということを
もはや申し訳なさから『はい、じゃあ1つ』
なんて言うわけありません
しっかりと『間に合っていますので大丈夫です』
とお答えしましたが、
お姉さんもマニュアル通りにやっているだけなので、絶対分かっています、私が買わないことを。
おそらく“こんなんで買う人おるん?”
って思いながら仕方なく音読していたと思います
だからでしょう、
私がお断りした時に、
私たち2人共通の照れ笑い的なのがクスッと同時に漏れ
お姉さんも、口には出しませんでしたが、
“ですよね”
と言う声が聞こえてきた気がしました
それか、お姉さんのクスッはもしかすると
長々と音読した割に、私の短い断りの一言で即終了したための、照れ笑いだったのかもしれません
ま、いずれにせよ
あのクスッとで
すごくお姉さんと心が繋がった気がしました笑
最近、人と話すことがないので、
なんだか新鮮な出来事でした