現プロレスラー大鷲透さんの親父さんである大鷲平さんです。この人は1970年代に幕内中堅として活

躍されました。長身で細身いわゆるソップ型で背中越しにとった上手で豪快に打つ投げが魅力でした。し

かし前進力はあまりなくてそのため玉ノ海梅吉さんからは褒められたことはほとんどない。むしろ批判さ

れてることが多かった。私が覚えているのは立ち会い変わって廻しを取って豪快な上手投げで勝ち見てい

る方も大喜びしてる時に、アナウンサーが「強い相撲を見せましたが」と振ったら「こんな相撲をとっと

って強いといえるのかね」と一刀両断されました。この人の解説は独断に満ちてましてそこが魅力でしょ

うが(笑)。

大鷲さんは長身ですが吊りはそんなに印象には残ってませんね~。上手投げが一番多かったのではない

か。また大のコーヒー党でもあり「吊りの大鷲」というより「コーヒーの大鷲」だと当時の相撲雑誌に書

いてありました。

相撲界からは褒められる相撲ではなかったかもしれませんが、ファンの印象に残る大技を持った力士でし

た。