鈍感力 | ・・・・・・・・イスタンブールだらだら生活

鈍感力

最近、「鈍感力」という単語を知りました。
友達にきいたら、「前からあるよ」といわれましたが。
さて、
鈍感ーーという単語はマイナスのイメージがありますが、
そこに「力」がつくと、
鈍感力ーー途端になにやら、力強く、必要なもののようなプラスのイメージにかわりますね。
わたしは
自分では
敏感な部分もありますが、
概ね
鈍感な部分のほうが多いと思っています。
たぶん、わたしを知っている友達はいまごろ大いに頷いていることでしょう。
さて、
最近こんなことがありました。
ーーー
普段わたしはアゴラには夕方行っているんですが、
たまーに早く行くこともあり、
そういう場合は、まかないを一緒にたべます。
だいだいは
作った日なら、
スタッフはアツアツを食べるために、
一斉に食べますが、
前日の残りを食べる場合は
温め直してたべるので、
一斉に食べることもあるし、
各自各々食べることもあります。

その日は前日の残りを各自温めてたべました。
が、一人のスタッフが
その場にいなかったので、
あとから、きた彼女には、
一斉に食べたのか、各自バラバラに食べたのかわからない状態でした。
で、
その彼女が、わたしに「ありがとう、」
わたし、「なんで?」
彼女、「わたしを呼んでくれて、」
わたし、「呼んでないけど」

わたしは
彼女を呼んだわけもなく、ありがとうをなんで言われたのかわからず、じまいでした、

で、彼女は自分の分を
温め直して一人でたべはじめました。

で、あとからわかったことは、
彼女は皮肉を言ったわけです。
「どうしてわたしを呼ばなかったのか」と、、、
敏感な人なら、
それがその場でわかったでしょうけど、
鈍感なわたしは
言葉通りに受け取ったわけです。

そもそもわたしはそういう皮肉が好きではないので、
「あ、ごめんねー、あなたを呼ぶの、忘れてたよ」って、あやまることもせずにすんで、
わたしにも良かった、です。(^_^)
鈍感なのは
時として必要です。