小さなころから占いが大好きでした。今のようにネットがあったわけでもなく、そういった情報にはあまり接することはなかったのですが、占いの本を購入して友達とよく見ていた記憶があります。今も占いを見かけると、子供のころの楽しかった思い出がよみがえってきて懐かしい思いがします。書店で本を見かけるとついつい手に取ってしまいます。未来を予測するというよりは、何かを確認して安心したいのかもしれません。占い結果が実際に起こったことや人柄に合っていたりするとうれしく感じるものです。


自分まるわかりの動物占い5 (小学館文庫)もそんな本の一つです。若い方は新鮮に感じるかもしれませんが、昔動物占いが流行ったな、と懐かしく思いつつ手に取ってしまいます。今は文庫になって出ていて入手しやすいですね。普通の占いと変わらないようですが、意外と動物のキャラクターと人となりがあってしまっていたりして、周囲の人の動物キャラを出してはみんなで楽しんでいた思い出がよみがえってきます。
占いの神秘性というよりは、かわいいキャラクターの印象が強いので、みんなで楽しむゲームのようにとらえていました。占いというものが苦手な人でも受け入れやすかったようです。

こうした形なら当たり障りがないので、初対面の人と距離を近づけるコミュニケーションツールにもなりますね。また、子供にも占いは興味を掻き立てるもののようなので、仕事で子どもと接するときにネタにすると喜んでもらえることもあります。仕事やプライベートにおいて役に立つちょっとしたネタを仕込むためにこうしたものを手に取ってみるのもよいかもしれません。占い本にありがちな敷居の高さはほとんどないですし、文庫サイズなのでどこで読んでいても怪しまれないのがうれしいところです。通勤時間などに頭を使わずに読む本としてぴったりかもしれません。


占い自体への興味がある人だけではなく、興味がない人にとっても、こうした動物キャラクターで分類された性格傾向について読んでいくことで、いろんな性格の人がいるのだな、ということを認識するきっかけにもなります。占いをしなくても、こうしたタイプの人にどう対応するか、といったことを考えることも人間関係を築いていく役に立つトレーニングができますね。こうしたことを改めて真剣に考えようとすると心理学など難しい本を読まざるを得なくなりますが、娯楽としてこういった占い本を読みながら自然に人の性格について考えるということも生活に役立てるという意味では手軽で良いのかもしれません。人と対立していやなことが起こることもあるのですが、そういった時に別の考え方や対応ができればダメージも減りますね。そのきっかけとして使えるかもしれません。


他にも占い本はたくさん販売されていますし、占う、ということを主眼として考えるならば本格的な占い本のほうが良いのかもしれません。しかし、そこまでは占いに興味がないというときに、軽く楽しめる本があればと思うときもよくあります。そういった場合に「自分まるわかりの動物占い5 」は選択肢の一つに入ってくることでしょう。


もちろん、他の人のことを考えてみるのもよいですが、自分自身を振り返るきっかけにもなりますよね。自分の性格を合わせて考えてみて、ああここが自分の欠点なのだ、と感じることもあるかもしれません。この年になると性格についてのアドバイスをされることも少なくなりますし、表面的に問題なく取り繕っていても、その裏では独りよがりな考えになりがちです。そういった状況に気が付く、改めるきっかけとなるといった意味で、内面を見つめなおしたいときにちょっと手に取ってみるとよいかもしれません。