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ちょっと変わった妹の話

障害者ってかわいそう!とか思ってませんか?
見かけはハデだけど、案外ふつー。
明るく楽しく生きている脳性麻痺もちの妹・U子を紹介します。

U子が生まれたとき。

いや、生まれたときのことは覚えていない。

覚えているのは、U子に障害があると聞かされた、そのときのことだ。


父親に

 「2人とも、ここへ来て、座りなさい」

と呼ばれた。

私は7つだった。

すぐ下の妹・R子は5つ。

2人で神妙な顔をして父親と向かいあって座った。

まずいシチュエーションだと思った。

大人が「そこに座りなさい」と言うときは、大抵、悪さがバレて説教をくらうときまっていた。


父は

 「赤ちゃんの、おまえたちの妹のことなんだけどね。

  病気をしたんだ」

と話しだした。

びょうき?

赤ちゃん、びょうきなの?

なおった?

 「なおったけどね。

  障害が残るみたいなんだ。

  障害って、わかるかなあ?」

父はとても口下手なひとだ。

下手だから、ゆっくりゆっくり、赤ちゃんの身に起きたことを語った。

ゆっくりゆっくりだから、子供にも理解できた。


だから、語弊があるかもしれないけど

私は率直な感想を父親に申し述べた。


 「おもしろそう!」


父親は、私がまだ小さくて理解できないのだと思ったらしい。

7才の言うことだからと。

でも私ははっきりと記憶している。

小学校には養護学級もあり、なんとなくの雰囲気は知っていた。


すごい子が生まれてきた。

とくべつな子だ。

妹は、とくべつな子なんだ。

ワクワクしてきた。


だけど実際いっしょに育ってみれば、べつに特別な子でもすごい子でもなかった。

手のかかる、うるさい妹が一匹増えたに過ぎなかった。

U子概要



 名称: U子

 性別: 女子

 年齢: 28才

 血液型: B型

 趣味: 音楽鑑賞、カラオケ、映画、旅行

 性格: 猫をかぶった怪獣

 資格: 障害等級・1級



全身の障害について


 ・硬直が激しい

 ・自分で起き上がれない

 ・自分で座ることができない

 ・立つことができない

 ・歩くことができない

 ・でも、なぜかキックはできる

 ※ 移動は車椅子を使用。


頭部について


 ・首がすわっていない(ぐらぐら)

 ・瞳が一定方向を見つめられない(キョロキョロ)

 ・うまくしゃべれない(べらべら)

 ・でも、なんでも噛み砕ける頑丈な歯をもっている

 ※ ときどき通訳が欲しいなって、お互いに思う。


手指について


 ・あるていど腕は動くが、思ったところには動かせない

 ・指はつかえない

 ・でも、パンチはけっこうきく

 ・必殺技は髪の毛ひっぱり攻撃



こんなものでしょうか。

ライフスタイルについては、また、おいおい。

皆さん、こんにちは。

初めまして。

だだと申します。

このブログでは私の妹・U子について書いていくつもりです。


U子は、ちょっと変わった子です。

脳に障害をもっています。

そのため、歩いたり文字を書いたり計算をしたりという

当たり前のことができません。

だけどそのかわり、U子にしかできないいろいろなことがあったりもします。


ひとはみんな、誰でもちょっと変わったところがあるものです。

小さいころから妙な癖があるとか

大きな声では言えない趣味をもってるとか。

 「変わってるね!」

って言われたことが、あなたも一度くらいはあるでしょう?


U子の場合は、体ぜんぶでちょっと変わってるってだけなのです。

・・・他のひとより、ちょっと派手なだけ。


ちょっと変わった妹・U子の話を

つらつら書いてまいります。

更新期間は1ヶ月だけ!の期間限定。

どうかお付き合いくださいませ。