「本日は、お日柄もよく」

読了した。はわわ、わたし、どうなっちゃうの〜!?系主人公が無理で自分にはあんまり刺さらなかったけど、言葉ってすごい、いいよなって読んでで再確認できた小説だった。

オバマの「チェンジ」は熱すぎて今打ってても目頭が熱くなってくる。

 

小説の構成もわかりやすいし、ここって所は分かりやすく強調してあって誰にでも読みやすい文章を書く人なんだなと思ったけど、なんか稚拙な文体だなあと思ったりした。

なろう系ラノベみたい。知らんけど。

 

アニメ化したら久美さんは絶対不必要にボインにされて、乳袋のあるぴちぴちの服を着せられるんだ。琴葉はキンキンアニメ声であわわわうるさい。おばあちゃんはサマーウォーズおばあちゃんまんま。想像に容易すぎる。

でも逆言うとアニメを見るくらいライトに政治が題材の小説が読めるのでそう言う意味でも良い作品なのかもしれない。


個人的には、主人公が恋していることに気づいた描写で、書き手を想像してゾワゾワした。これはりぼんか?作者の趣味の少女漫画展開だな??

傾聴ボランティアの件とか、かなり強いエピソードなんだけど、これも泣かせようという書き手の思惑を考えてしまって斜めから読んでた。ラストの大団円も絵本かってくらい綺麗に終わりすぎて寒気がした。

感動したしわりと号泣しながら読んでたんだけどね。自分の情緒が心配だわ。

 

今アマゾンのレビュー見たらバカほど評価高かった。みんな心が綺麗で素直だなぁ。

大絶賛されていたので勝手に期待値が高かったのと、自分の好みじゃなかったことで理不尽な星2。