言葉が好きだ。

上手に書けるわけじゃないし語彙力もない。

なんならコンプレックスがあるせいか、自分より言葉を知ってる人のことをすぐ好きになってしまう。

 

書くのがダメなら読むのはどうかと言えば、月に〇〇冊は読みます!みたいな読書家でもない。

定期的にゴリゴリ文学みたいなものに憧れる時期が来るが、純文学も好きではない。

かといって若者の崩しすぎている文体はなんの身にもならなそうで読む気が起きない。

でも言葉が好きだ。

 

Twitterが好きだ。

学生から妊婦から風俗嬢までいろんな人をフォローしているけれど、時たまめちゃめちゃ面白い人がいる。

二言三言で涙が出るほど爆笑したこともある。

面白い文章を書けるってだけで知的な人かと想像するので、書き手がギャルだった日にはもう、ギャップでさらにおもしろい。

(ギャルとは年齢や見た目ではなくマインドの話)

 

ルミネの2014年秋の広告コピーが今でも大好きだ。

「運命を狂わすほどの恋を、女は忘れられる。」

このコピーを知った時、丁度人生で一番の失恋をして毎日メソメソ泣いていた時期だったので、自分と同じ酷い失恋をした人が少なくとも一人いるということと、次の恋をまた運命の恋にすればいいんだって思えたことですごく元気をもらえた。

あと自分のあの失恋が「運命を狂わすほどの恋」であったと人に言ってもらえた気がしてすごく嬉しかったな。言葉って素晴らしい。コピーの力素晴らしい。尚ルミネで買い物はしなかった。

 

取り止めのない文になってしまったけど、なんだか猛烈に文章が打ちたくなってしまった時はブログに書いていこうと思う。

自分は本当は面白いやつなんだぞ、あるいは面白いものに感動する素晴らしい感性を持ち合わせている素晴らしい人間なんだぞっていう承認欲求なんだろなと思う。なんて寂しい人間?

 

前にツイッターで「本を読まないですんでいるなんて、友達がいて楽しい人生だったんですね」みたいなことを呟いている人がいたけど、そういうことなのかもしれないなって思った。

 

おわり