悲しかった事。。 | あっちゃんのひとりごと

あっちゃんのひとりごと

大好きな母が亡くなり3年経ちました。沢山の思い出と共に生きてます。

本当に久々の更新になってしまいました。。。

母が特養にお引っ越ししてから、何せ自宅から近いので(試行錯誤?で諸々試して6分で到着する経路を発見♪)施設通いが加速している私です。

お引っ越しから順調に過ごしていた母も初夏に体調を崩し、食事を摂らなくなった時期がありました。僅かな期間で全身が浮腫み体重が5㎏以上も増えて…口にする物は口当たりの良いゼリータイプの栄養食品や甘い物ばかり…正直、私自身「覚悟」の思いを抱いた時もありました。ですが…そんな時、主治医や施設看護師さんや介護スタッフの方々のご尽力のおかけで母は元気も食欲も取り戻す事が出来ました。
何時にも増し母の元へ通う私…そんな私に詳細に母の様子を話して下さる施設の方々、医師とも何度も話をしました。私が仕事の都合で行けない日には伝えておいた、私が携帯電話に出られる時間に母のその日の様子(表情や発語、食事の状況や排泄の状況)を解りやすく教えて下さいました。心から「感謝」です。

ここからは私の経験の中での話です。不愉快に思われる方がいらしたらごめんなさい。
昨晩、放送された番組…ご家族の介護をされている方や介護のお仕事に携わる方も沢山の方がご覧になったと思います。
その中で彼女の発言「介護の現場は人手不足」「放置される事もある」…言葉の文字の上には()書きで(施設によっては)と出ていましたが、それは番組制作側の補足だったのでしょうか??
その言葉を聞いた瞬間に私は母に関わって下さっている施設職員さんのお顔が頭に浮かびました。私と母が経験している狭い世界での事かもしれません…私の、私だけの自己満足な思いかもしれません…でも施設スタッフの方々は本当に心温かく母にも家族にも接して下さいます。どんな時も明るい笑顔と繊細な心遣い…。そのおかげで他の入所者さんやそのご家族とも親しくなれました。
スタッフの方々とも母の事だけで無く、互いのプライベートな話もしたり…それによって私は癒され、元気を頂いています。そんな事を思うと正直、悲しかったです。
「放置」と言う言葉はどの角度から取っても良い言葉と受けとる事は出来ません。ましてや彼女が「アナウンサー」と言う職を糧にしているのなら尚更、「言葉」の重みに配慮が欲しかったです。
色々な事の捉え方は人それぞれ…と言う事はそれなりに人生経験をした私なりに解っているつもりです。
でも、「幸せ‼」と言い切れる定義は未だに解りませんが…少なくとも私は大切な母をプロの手に託せた事に安心しています。
淋しいのは私の勝手な感情…それよりも母に笑顔で会いに行ける日々に感謝しています。

久々の更新でこのような話ですみません。。。