とある大学に入学したところ、1年生の時だけ、

大宮か、三島へ通わなくてはならず、

当時、横浜に住んでた私は1年間だけ大宮に下宿するか、

横浜から通うかという選択で(半分は親の希望もあったけれど)

車を買うことを条件に、毎日、往復4時間近くかけて大宮へ通学していました。

 

1年で単位を取りそこなうと、2年目以降、東京で受ける講義(単位)が大変なことになる、

という噂を聞いて、地道に1年間、大宮まで通い続けました。

 

でもって。

大宮と言えば、当時は2本立てで新作ロードショーされていた地区で、

新聞広告でも、映画によっては、千葉地区と同様に劇場名が記載されていたところ。

 

大宮は埼玉の県庁所在地ではない・・・にも拘わらず、

埼玉県の最大の繁華街で、映画館も邦画系の封切館3館と

ロードショー館が4~5館あった地区で、

その中でも最大のキャパがあったのが、大宮ハタプラザ。

 

ハタ興行?といって、本八幡や、銀座のシネスイッチを持ってる会社(だったはず・・・)

の映画館で、ここにはボーリング場も併設してる昭和のアミューズメントパーク。

大宮の駅からも近からず、遠からず。

(ほかの映画館はほとんど、大宮の駅前を出てすぐの繁華街に集中してた。

 そのあたりは次回に。)

映画館はこのハタプラザとハタシネマ1とシネマ2の3館があり

ハタプラザがキャパ500席。東宝洋画系。

シネマ1とシネマ2はどちらもキャパ280席。

シネマ1が基本、東宝洋画系。シネマ2が東急・松竹洋画系。

 

ここは、チェーン系が固定されてて、東宝洋画系の筆頭として

ほぼ、東宝東和の封切館(笑)かという感じだったが、

逆に東宝系が弱いとか、都内で打ち切りの作品でも仕方なく数週間やる羽目になってたり。

 

で、映画を見るときは、もう遠出をする気もなく横浜市内か銀座方面だったのですが、

なんとか大宮で見たいなーと思っていて、見れたのは2回(3本)。

 

1回目はそれこそ、急遽、授業が休講になって時間が空いた時に。

見たのは「モーニングアフター」

監督、シドニールメット、主演はジェーンフォンダで、共演がジェフブリッジス。

でもって、同時上映(本来のメイン)はウォルターヒルの「ダブル・ボーダー」・・・でも見なかった・・・

 

で、そのハタプラザは駅前の繁華街から少し離れて

結構、広めの敷地に広めの建物で、映画館は2階か3階のフロアにならんでいた(と思う)。

劇場内はキャパ500席。

昔からのありがちな、前方フラット、中段から傾斜の仕様でスクリーンも広め。

旧相鉄ムービルの相鉄東宝のような感じで、見やすい造りだった(と思う)

 

2回目はFOXと東和の勝負2本立て「プレデター」と「エンゼルハート」。

これは、都内・横浜で1本づつ見てもよかったのだけど、大宮で見たいと思い立ち、

せっかくの休日に(といっても、確か夏休みだったと思う)往復4時間に映画見て4時間という

なかなかハードなスケジュール。

定期代で交通費はないにしても、映画みて帰るだけで1日終わるという・・・

 

ちなみに、シネマ1とシネマ2も行って見たかったけど、

(あと、ほかの映画館もだけど)行けずじまい。

 

ハタシネマ以外の劇場も含め、大宮地区はみごとに映画会社の系列で固定されたチェーンで

プログラムされていて(シネマ2のみが、たまーに東宝洋画系もかけていたが)

この3館では、閉館までちゃんと各劇場ごとのプログラムを貫き

(いわゆる、3つのプログラムのうち、どれかをどこかでやる、という案内はしてなかった)

果たして、告知なく、客の入りでハタプラザとほかの2館の番組を入れ替えていたかは

わからないのだが、シネコンの概念を取り入れず、閉館した稀有な映画館だった。

なんか立地的にも、繁華街から少し離れていたし、その当時は大宮地区の

ランドマークだったんだろうな、と何となく思っていた。

 

で・・・行くことはなかったけど、そのほかの大宮地区の映画館は、またこの次に。