浦和シネマ。
その名のとおり、埼玉の浦和駅の近くにあった映画館。
大宮の大学に通っていたころに行った、もうひとつの映画館。
当時、浦和は県庁のある街だったけど、大宮の方が栄えていて、
映画館はわりと新しい感じで、東宝系のヴェルデとこの、浦和シネマがあった。
この浦和シネマというのが珍しく、どこの経営とかはもうわからないけど、
ほんとに映画館が入っているだけのビルで、
しかも、キャパがほぼ同じくらい(180席前後)のが3館、
縦にならんで建ってるだけのビル。
でもって、ヴェルデ東宝は邦画系と、洋画系(後に2館に)、
で、浦和シネマで洋画系と、番組によって東映系の邦画をプログラム
ほぼほぼ、大宮の劇場と似たり寄ったりな番組だったけど
たまーに、大宮のロードショー館でもれた作品をかけてて、
私が見に行ったのはものすごくインパクトのある作品で記憶に残ってる。
松竹富士の「ブルーベルベット」と「ロンリー・ハート」
これは知る限り、ほかの地区でもほぼ上映されていなかったので、
2本立てになってるの見て、喜んで行ったのを記憶してる。
3館のうち、どの劇場(何階)だったかとかは覚えてないけど、
ほんとに同じキャパの映画館がただ縦に並んで入っているビル、というのが
不思議というか、めずらしかったのと、劇場内はフラットだけど、
普通に見やすい感じの造りだった覚えが。
とにかく、渋谷のシネマライズで大入りの、デヴィッドリンチの「ブルーベルベット」と、
東劇系で2~3週だけで終わったけど、
ダイアンキートン、ジェシカラング、シシースペイセクという3大女優に
サムシェパードというすごい布陣だけど、
舞台の映画化で、アメリカ南部(田舎)のドラマで日本じゃ当たらないっぽいけど
きっと買い付けが高かったのだろう、通常のロードショー公開され
(こっちも、ミニシアターで公開すればよかったのに)
想像通り、ヒットせず(今じゃ、ウィキペディアにもでてこない・・・)
でも、アクの強すぎるブルーベルベットよりも、
地味だけど、しみじみとした「ロンリー・ハート」の方が好きだった・・・
(ダイアンキートンが、自分の誕生日に、誰も祝ってくれる人もなく
クッキーにろうそくを立てて自分で祝うという、何とも切ない・・・)
というんで、なぜだか、ものすごく、記憶に残ってる不思議な映画と映画館。
だけど、街の印象とか、記憶が全くない・・・ごめんなさい・・・