新聞の映画広告の映画広告の館名表記で

東京・京浜地区ト並んで表記されていたのが、埼玉・大宮と

千葉県の千葉駅周辺にあった映画館。

 

といっても、千葉駅は東京からだと1時間弱の距離で、

全くと言っていいほど土地勘がなく、映画を見に行くことはなかったけど、

関東近郊の主要ロードショー地区であり、いろいろと興味深い興行体制だった。

 

単館 独立の松竹・東急系の洋画ロードショー館 千葉劇場

80年代にはなくなってしまった東宝邦画系 チバ竹沢東宝

東映の邦画系の栄町東映

と、洋画系の東映パラスとピンク系からロードショーになった東映シネマ→東映パラス2

そして、京成電鉄グループ経営のローザ・サンセット・千葉京成、そしてウエスト。

(後にスタリオン、追加)

 

ちょっと話はそれますが、電鉄系の会社が映画館をもっている・持っていたのが

阪急=東宝、東急(=東映)は別格として、京王・京成・相鉄。

 

京王は沿線に数館となぜか水戸に劇場を持っていたがすでに撤退。

(下高井戸だけが経営変わって、存続中)

相鉄と京成は地元の主要都市だけに劇場を構え、牛耳っていたようだけど、

相鉄はリニューアルするのが早すぎたのか、環境に対応できなかったのか、

経営を東急レクに譲渡して、営業はしている状態。

 

京成は千葉京成が松竹邦画系、サンセット(か、ウエスト)が竹沢東宝閉館後に

東宝邦画系に移行。

洋画系として、ローザ、ウエスト(と、のちにスタリオン)。

相鉄と違っていたのが、洋画系のチェーンを固定せず、

ローザではヒット作であれば、東宝・松竹系問わず、上映館として名を連ね

よく言えばフレキシブル、悪く言えば見境いなしにブッキングな番組編成。

 

でもって、京成で受けきれなくなると、東映パラスで、東宝洋画系の作品を

(しかも、東宝直配給の洋画系チェーンの作品が多かったような)上映したり。

(また、話はずれますが、東映パラスでは基本的には、東映洋画配給の映画は

 必然的にここでやることになるのだが、ヒットアニメやら、角川系の作品でも

 キャパ200席くらいのここでやることになるし、都内では東宝洋画系の大劇場を旗艦館として

 ブッキングしてるため、地方のチェーンが複雑な事態になっていたり・・・)

 

やがて、京成各館が段階を踏んで閉館→リニューアルして

京成ローザ⑩としてシネコンに変換(といっても、4館と6館に分かれている・・・)

東映の3館が閉館し、千葉劇場が建て替え、キャパ縮小後、単館・ミニシアターとして存続。

(一時期、シネマックス千葉というのがあったけど、京成ローザが10館できたあたりで

 なくなってしまったような・・・)

 

千葉県にも、ターミナル駅やら郊外やらにシネコンがたくさんできたようだけど

京成電鉄がいまだに地場企業として映画館をやっているのはなんとも頼もしい。

 

相鉄ムービルも劇場の建て替えか、運営の方針をもう少し変えていたら

そのままだったじゃないか、と思うとちょっと残念。