K’sシネマ

 

新宿南口の近くにある映画館。

 

その場所にはかつて新宿昭和館という映画館があった。

(地下には昭和館地下もあった)

 

今では昭和館ビルという名前の小洒落たビルになっているけど、

昔の昭和館は、ザ・昭和といった感じの古い映画館で、

かかる映画は任侠ものか、骨太のドラマ・アクションとか。

(地下はピンク映画だったけど)

ほとんど東映の映画で、たまに松竹と東宝の高倉健主演の映画という印象。

さすがに行ったことはなかったけど(地下も)

閉館の時には、結構マスコミに取りあげれてて、

老朽化が理由とはいえ、歌舞伎町とも違う、

新宿南口の猥雑な感じが無くなってしまうのは寂しかった。

(そういえば、実は歌舞伎町のあたりにはあんまりピンク映画館ってなくて、

 南口界隈に固まってた印象がある。歌舞伎町よりもゆるく雑多な街だった)

 

で、K’sシネマ。

昭和館の系統を引き継ぐかと思いきや、

前述したとおり、小洒落たビルで、最上階に映画館をオープン。

映画観として設計されているから、天井はそこそこある、いわゆるミニシアターで

オープン当初からインデペンデント系の邦画(洋画もやっていた?)の単館上映で、

1度だけ行ったが、何を観たかは覚えていないし、

(そういう時は、半分は映画観自体に行ってみたい、という時が多い)

実は映画観自体の印象も薄く・・・

(逆の悪い印象だと、めっちゃ記憶に残るので、そういうこともなかったんだと思う)

ただ・・・

前の昭和館のインパクトが強すぎて、

なんかフツーという気持ちと、出来た当時は新宿のあのエリアで

ミニシアターというのもそぐわないような気がして・・・

 

時が立ち、そこそこあたりも整備されてきて、

近くには、武蔵野館・シネマカリテができ、

新宿のミニシアターエリアになってしまい、

ここから「カメラを止めるな!」がヒットしていく様は

ちょっと昔のatgの映画の様で気分がよかった。

 

でもなー、いま都内にある名画座もわりと似たような印象があって

印象や作品は広げても、邦画だけの名画座とか・・・無理か。