横浜日劇
若葉町の映画街?
横浜(東映)名画座の向いにあった映画館。
東映名画座のことを書いたので、
やっぱりこっちも書いておかないと、ということで。
横浜名画座より少し遅れて開館?
初めは名画座が洋画、日劇が邦画だったとか。
横浜日劇は何回か行った覚えがあり、
1回目はものすごく印象があるのだが、
後は何を見たのか、覚えていない。
たぶん、ロードショーで見逃して、(仕方なく?)見に行った、くらいだったのではないかと。
で、初めの行った時の記憶。
見たのは、1982年の夏ごろ。
東宝東和配給の日本のアニメ「コブラ」
(これから、しばらく横浜日劇自体の話からそれますが)
インデペンデント系の配給会社は、いわゆる邦画系にかからない
大作や特殊な映画を配給していて、
東映洋画系は主に、松本零士作品はじめとしたの東映の長編アニメ、
日本ヘラルドはエロ~文芸作品、
松竹富士は、サンライズ・日本アニメーションの作品
で、東宝東和は東京ムービーの作品を扱ってた。
(でも、ルパン三世は東宝の直配給で、洋画系公開、
ローカルは東宝東和の作品と2本立てだったけど)
で、「コブラ」
東宝東和伝説のひとつ、宣伝用のイラストや販促物と内容が違いすぎる
「メガフォース」のローカル併映作として公開。
今ではどこの劇場でもドルビーステレオは、ほぼほぼ標準装備されてるけど、
80年年代初頭ではまだ都心で大型の劇場でしか装備されてないにも関わらず、
「コブラ」は日本初のドルビー音響アニメ。
を売りにしてたのに、ドルビー装備の公開劇場は都内でも有楽町、新宿ほか数館のみ。
横浜東宝シネマ2はまだ装備されてなかったはず。
(で、たしか、ニュー東宝シネマ1で見たと思う)
でもって、このころからメジャーのヒット作(特にCIC)が名画座に降りなくなってきたのか、
東宝東和のアニメは割と洋画の名画座でもやり始めてた。
(うつろな記憶だが、なぜか父と浅草のアポロか、キャピタル?という名画座で
東和の「象物語」と「がんばれ!タブチくん」ともう1本の3本立てを見に行って
どちらかの途中で挫折して、出てきた覚えが)
(やっと日劇に戻るが)日本のアニメ映画をやるのが珍しいのと、
わざわざ日比谷まで見に行った分の元をとろうかと思って、初めて横浜日劇へ。
横浜日劇といえば、永瀬正敏の探偵マイクシリーズで有名になったけど、
初めて行ったときの衝撃・・・・
黄金町という土地柄と1950年代に立った映画館で想像を超える状態。
子供のころには潔癖症という言葉など知らなかったけど、
座るのもなかなか勇気がいるような席。
そして、(もう閉館しちゃってるから大丈夫と思うけど)
映画館の中でたばこを吸ってる人がいる....
その後、横浜日劇よりも、別の意味ですごいところもあったが
(かもめ座とか、ライオン座とか)
それでも、まだ15~6歳の少年には衝撃だった。
もう少し、年取ってからは、たばこを吸いに行ってたような気もするが、
まぁ、それはそれで懐かしい思い出。
でも。実は。
横浜日劇の一番の思い出というか、印象は
京浜急行の日ノ出町~黄金町の間で
大岡川側の車窓から赤いトタンの屋根に黒の下地に
黄色?か白字?で「日劇 名画座」と書かれ書かれた文字が見えた。
子供の頃、あれを見ると、なんか地元感の印象がつよかった。
京急に乗っても、もう見えないけど。