山田裕貴ヲタ的『安堂拓海』と『山口賢二』 | 山田裕貴について色々喋るma.naのブログ

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4/27(金)より全国ロードショー

映画『となりの怪物くん』を観たよ、
ってエントリとどっちを先に書こうか考えて
とりあえず同時進行で
上がったほうから公開していこう作戦。

俳優・山田裕貴は
『二番手男子』『ライバル男子』を
よく演じまして。
そのなかでも
『ストロボ・エッジ』の安堂拓海
『となりの怪物くん』の山口賢二(ヤマケン)
この二人を比較してみよっかな、
という内容です。
※結局金ちゃんの話もします…

どれくらい原作に忠実だったとか
そういう話にはならない。
あくまで
『実写化された二人の人物』の比較で。

映画『とな怪』を
完成披露試写会にて初めて拝見したときに
序盤ほんの一言だけ、

あれ? いま安堂くんいた…

っておもったシーンがあって
でも一瞬に過ぎなくて
そこからまたスーッとヤマケンで

春(※菅田将暉くん)も一瞬だけ

新次、…

っておもったのに、
あ、ぜんぜん春だわこれ
に至った箇所があって。

振り幅の大きいまったく異なる役を観るのも
たのしいですが
似てるようで異なる役の違いを観るのも
ヲタとしてたのしいものですから。


■体温
ヤマケンは平熱35度台なんじゃないかっておもう。
きれいで繊細な指先も、ちょっとひんやりしてそう。
安堂くんはもう少し、あったかいな。
むしろぽかぽかしてそうな気さえする。

■猫
どっちも猫だけど、
安堂くんは比較的じゃれたがる
目のおっきな甘えたな猫だし、
ヤマケンは気がつくと高いとこにちょこんと座って
静かにこっち見てるような猫。

性格だけでなくフォルムの違いもある。
安堂くんはすぐ背中丸くなる。
ヤマケンは体高のあるシュッとした体型。

福士蒼汰くんや菅田将暉くんという主役との対比で
『サイズ感自在俳優・山田裕貴』の本領を
如何なく発揮しています。
※姿勢の良い役というのを、ジョー・清栄先生
ヤマケンしかまだ観たことがないので

■感情
ヤマケンは
俳優・山田裕貴史上最小限クラスの感情だけを持ち
その尊大な態度や
整然とした言葉で消してしまわないようにして
『表にうまく出せない人』として

安堂くんは
仁菜子への想いも蓮へのわだかまりもたくさん抱え
自嘲で隠しながらも
ついつい見えちゃうように
『出したいけど我慢する人』として

でも
『最初はちょっとからかってやろう』
この部分だけ、二人の感覚が重なるんですよ。
そしてその後は正反対で
話し方も行動も何もかも異なっているのが
見えてくるので、

作品を楽しんでいる自分とはまた別の自分が
こんなに違うんだ〜って
皮膚感覚レベルでのたのしさも
感じられたんですよね。

■告白
安堂くんは
結構早いタイミングで仁菜子に惚れ
自覚もちゃんとしているので
作中時間ずっと仁菜子を想っています。

なもので、観ているほうは
安堂くんがどんどん傷ついていくのも見てしまい
最後に憎まれ役まで買って出て
心境としてかなり辛いことになる。

ヤマケンは
わりと早い段階で雫に興味を持つも
自分の気持ちにはあまり気づかず

「アンタには、オレのほうが合ってる」
と言ったときには普通に惚れていて
雫と少しずつ距離を縮めていくにも関わらず
告白は最後の最後で。

わざわざ傍まできて
背中だけくっつけて
寄り添ってくれてるのに
こっちを絶対に振り向かない猫
というものが
どれほどいじらしいか。

しかもヤマケンの行動がヤマケンとして正解で
選択がベストオブベストなほど
雫は春を求める自分の気持ちに気づいてしまう
ヤマケンに優しくないシステム。

なんだよぉーーー。
サッとハンカチ差し出す系猫男子
ステキじゃんかよーーーーーー。

きっと雫は犬好きなんですね。
※うん、犬もいいよね…

■最後のエール
安堂くんが仁菜子にデコチューするわけですが
もう世の中に
こんなにも大切にできるものがあるのかって
宝物のように想っている相手へのキスで。
神聖ってこういう感情だろうなとおもう。

でも、仁菜子を送り出したあと
高校生の安堂くんは
いつもいつも精一杯
誰かのために背伸びしてかっこつけてたのがわかり、

そんなに無理してたのかよ(知ってたけど)
つらかったね、よく送り出したね

って言いたくなってしまう。
安堂くん無理しすぎ問題。

主人公たちが知らない顔を
観客が知る場面があるというのは
ものすごく大切だなとおもいます。




ヤマケンのエールはヤマケンらしく
尊大で誇り高くて、
ものすごくかっこよかった。
なぜ自分がここで告白するのかとかも
理路整然と話します。

ところでわたしの中で
ヤマケンは猫の化身か何かになっているため

「アンタに会いにきた」

からのプライド高い台詞を
猫が言ってると思って
いつも萌え転がっています。えぇもう。

バスを待つベンチの隣に
撫でてくれとも言わずに
勝手に座ってるんだと言わんばかり。
距離を詰めるのも段階的に
大変奥ゆかしい(育ちのよさが見える)

ほらもう猫にしか見えない。

雫も、
ヤマケンといる自分と
春といる自分を
整理整頓して、気持ちをきちんと打ち明ける。

そこで雫を抱きしめるヤマケンは
実写ヤマケンとして初めて雫を混乱させます。
『好き』って時にそういうことかもしれません。
でも、
少しだけ遅かったんだろうなと…。

雫が春の私物を運び出しながら
さびしさに気づいてしまう前なら
でも、その間も
ヤマケンは校門でずっと待っていたのに。
※教師ですらヤマケンに優しくないシステム

もっと早く雫の予想を覆して
雫が気づいてしまう前に
抱きしめることができたら
どうなっていたんだろう。

でも、この時ヤマケンは、
もしかしたら…という可能性に賭けたのではなく
雫は自分よりも更に鈍いので

気づいたなら行動すりゃいいんだよ、と

自分と似た『同士』を送り出すような表情でした。
※ただしジャンピングしろとまでは言っていない


■ということで
後半、本格的に猫の話になりかけたけど
世の中にはいろんな猫ちゃんがいるものですね。

ちなみに、
山田裕貴氏が初めて演じた二番手男子は
『イタズラなKiss』の金ちゃん

金ちゃんは犬とおもうんですけど
犬系二番手男子って
観ていると本当にかわいそうで、
あまりに気の毒すぎて
わたしが周囲に呪詛を巻き散らしかねないのでw
※金ちゃんと安藤くんが重なった時期は
  本当にしんどかったです(涙)

山田裕貴氏は
ほんとにいろんな『二番手男子』を
生きていますが、

恋に破れたあとの、

たとえ恋ではなくても
その相手を人として深く深く愛している

そんな表情がものすごく素敵系男子
なのだとおもいます。



※でもそろそろ恋が成就する役も観たいので

※役名の漢字に誤りがありましたので訂正いたしました。
   申し訳ありませんでした。