毎年この時期は、連結決算処理のために、帰りが遅くなる。
決算書っていうのは、会社の成績表のようなもので、
会社個別の決算では、親会社と子会社それぞれ
別々に会社ごとの決算書を作るけれど、
連結決算では、「親会社と子会社が一つの会社だと見なして」
個別の決算を組みかえる。
例えば親会社が子会社に商品を納入する。
このとき親会社では『売上』が上がり、
同時に子会社では『仕入』が増えるよね。
つまり親会社の決算書だけしか見ないでいると、
親会社は子会社を使って決算書をよく見せることが、
昔は可能だったんだよね。
決算期間が異なっている親会社と子会社であけば、
親会社の決算で上げた売り上げを、
親会社の決算が終わったら、すぐに戻すことで、
子会社が決算する時には影響が残らないことになる。
だけど、「親会社と子会社が一つの会社とみなした」連結決算書でみると、
親会社の『売上』も、子会社の『仕入』も無かったことにする。
連結決算することで、先程の親会社と子会社の取引は、
あくまでも一つの会社の中で右から左へ移動しただけになるので、
インチキできなくなるんだよね。
本当はもっと複雑な手続きなんだけれど、大まかに言うとこんな感じ。
これが終わったら、少しは一緒に遊べる時間ができると思うよ。
もう少しだけ待っててね。