米中首脳会談 北朝鮮への対応が急務だ | 一水会活動最新情報!

米中首脳会談 北朝鮮への対応が急務だ

4月5日に北朝鮮が発射し、日本海に落下した弾道ミサイルについて、米国の国防担当者は、「何らかの不具合が起きて落下した」との見解を示している。
4月7日の米中首脳会談に対する挑発とみられるミサイル発射に対し、6日朝に電話会談を行なったトランプ大統領と安倍晋三首相は、「日米韓で連携する」ことを確認したという。

 

北朝鮮のミサイル発射を受け会見する安倍首相

 

北朝鮮によるミサイル発射は、今年に入り四回目だ。
北朝鮮の度重なる挑発に対し、これまで米国はつとめて冷静な形で抗議を行なってきたが、今年1月に就任したばかりのトランプ大統領の行動がいろいろな意味で”予測不能”なだけに、今後の米国の対応には従来以上に注目していかなければならない。

 

トランプ大統領就任後初となる米中首脳会談は、4月7日に米・フロリダ州にあるトランプ大統領の別荘に中国・習近平国家主席を迎えて行なわれる。
米中両国の間では、南シナ海の問題や貿易赤字など、重要な課題が山積しているが、今回の会談で先ず議論しなければならないのは、北朝鮮に対する今後の対応であろう。


トランプ大統領が中国に対してどのような対応を求めたとしても、中国が米国側に理解を示すのか、あるいは中国独自の判断を行なうかによって、今後の情勢に大きな影響を与えそうだ。