元労働大臣の山口敏夫氏、東京都知事選挙に立候補 | 一水会活動最新情報!

元労働大臣の山口敏夫氏、東京都知事選挙に立候補

 本年一月に弊会主催の「一水会フォーラム」でもご講演いただいた、元労働大臣の山口敏夫氏が、七月三十一日に投開票が行なわれる東京都知事選挙に立候補いたしました。

 二〇二〇年の東京オリンピック・パラリンピックに対する様々な失策・疑惑を払拭し、東京都民と国民からの、政治に対する信頼を取り戻す、と決意する山口氏は告示日の七月十四日、新宿西口にて第一声を上げ、出馬の動機と覚悟、決意の一端を訴えました。


 山口氏は、東京都における現在の待機児童を巡る「保育所」不足、要介護者の「介護施設」不足は東京オリンピック・パラリンピックの事業が優先されているためと指摘し、その元凶たる森喜朗元総理オリンピック・パラリンピック組織委員会会長らを指弾しました。

 また、東日本大震災の被災地では資材費、建材費、人件費が上がり、復興が遅滞していることにも言及しました。

 山口氏はこの三年間、NHKのテレビドラマ『あまちゃん』で知られる岩手県久慈市の三陸鉄道の復興をサポートしてきており、今回の立候補では岩手県の友人知人より激励を受けたそうです。
 その折、山口氏は岩手県の方々から、「岩手県で三期十二年、知事を務めた方が、今度の東京の都知事選に出られるのですね。その方が岩手県知事の時は、前知事が残した六千億円もの借金をゼロにしてもらうため、知事になってもらったのですが、逆に借金を七千億円増やしたまま、東京に帰ってしまいました」と聞かされたとのことです。
 山口氏は、そのエピソードから、かの候補者本人が自身を実務型、行政能力がある、政策能力があると、訴えていることの疑わしさに比して、山口氏が衆議院議員十期三十年のキャリアを重ね、労働大臣として「男女雇用機会均等法」「国際経済摩擦」「長時間労働・賃金格差是正」「5月4日の休日化」により、日本人の働きすぎの生活習慣の改善に取り組み、長期休暇・三連休休暇制度を促進、成果をあげたことも指摘しました。

 山口氏が公約として掲げるのは、


一、月額十三万円の生活保護者の皆様と比べ、低額厚生年金、国民年金、月額五万円を最低受給額十万円へと引き上げる。

二、男女賃金格差30%の均等化と、すべての女性が活躍できる成熟社会を実現し、少子・高齢化現象に歯止めをかけ、次世代青年男女を応援する。

の二点であるそうです。
 弊会もこの山口氏の主張に共感し、深く理解するものであります。
 


(現在、Youtubeにおいて、