「伊勢志摩サミット」で鈴木英敬三重県知事へ申し入れ書を手交 | 一水会活動最新情報!

「伊勢志摩サミット」で鈴木英敬三重県知事へ申し入れ書を手交

  我が会は、来る五月二十六日(木)、二十七日(金)に開催される主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)に関連し、去る五月十六日(月)に、開催地の首長である鈴木英敬三重県知事への申し入れ書を、弊会木村三浩代表が三重県庁を訪れ、応対した石垣英一副知事に読み上げた上、手交しました。

 申し入れ書を読み上げる

 この申し入れ書では、鈴木英敬知事がサミット誘致計画書で指摘した、
「神道で育まれてきた精神性は、八百万の神にも代表されるように宗派、人種、性別、世代を超えて、多様に寛容に受け入れ合って共生をしていくための平和のメッセージである」
との文言を高く評価しつつも、今サミットの重要な議題のひとつとなるであろう「反テロ」に関して、今日の世界的なテロ拡散状況を招来したのは米英仏のアラブ政策の誤りであるとした上で、伊勢の地でサミットが開催される意義は「サミット反テロ声明でなく、八百万の神々の共存という根本的な世界平和にある」はずであり、サミットという政治イベントで「天照大神の精神が曲解されてしまってはならない」という内容であり、然るべきときに伊勢独自の「平和メッセージ」を発信すべきだと訴えました。
 また、今回のサミットはアウトリーチ国としてインドネシア、バングラデシュ、チャドというイスラム国家が招待されており、この理由は、「反テロの情報共有」にあると言われていますが、イスラム教の国々を招いたことは時宜に適っていると言えるものの、肝心のアラブ諸国より一ヶ国も招待されなかったということは外交上の失策ではないかと指摘し、これに関して三重県がアウトリーチ国への配慮も含め、議長である安倍総理にかかる根本状況を上申すべきである、とも申し入れました。

 申し入れ書を受け取る石垣副知事

 
 この「伊勢志摩サミットに関する鈴木英敬三重県知事への申し入れ書」は、六月一日付刊行の月刊「レコンキスタ」最新445号に全文掲載致します。刊行の際には是非ご高覧下さい。

 今回の三重訪問にあたり、四日市にある森田必勝烈士の墓所に参りました。さらに、伊勢神宮内宮(皇大神宮)、外宮(豊受大神宮)参拝も滞りなく行ない、日本の弥栄と自主独立の祈願をさせて頂きました。