日本は未だ独立国ではない~真の意味での主権は回復されていない!
本日4月28日は、大東亜戦争の敗戦に伴い、連合国と日本との間で締結されたサンフランシスコ講和条約(昭和26年9月8日署名)が発効された日です。
一昨年の平成25年、安倍政権は、この日を「主権が回復された日」であるとして、天皇皇后両陛下ご臨席のもと、政府主催による記念式典を挙行しました。
この式典挙行については、当然のことながら真実を問う人々から批判の声が上がり、特に、サンフランシスコ講和条約に基づいて米国の統治下とされた沖縄の人々は強く反発しました。
弊会でも新右翼の立場から、この記念式典挙行に対して、「真実を誤魔化し、主権など回復していない」と反対し、4月26、27日には参議院議員会館前でハンガーストライキを実行、28日には東京・新橋で開催された「4・28 政府主催『主権回復記念式典』に抗議する国民集会デモ」に呼びかけ団体として参加しました。
あれから2年が経ちますが、我が国は、安倍政権の言うような「完全な主権回復」など、未だに果たしてはいません。我が国が現在のような対米従属の姿勢を改め、自国の判断による政治・外交を行なって初めて、本当の意味での「主権回復の日」が訪れるのです。
本年は、政府主催による式典は行われませんが、本日4月28日には自民党政調会長の稲田朋美衆議院議員、参議院外交防衛委員長の片山さつき参議院議員をはじめとする複数の国会議員が参加する集会が、東京都内で開催されるようです。まさに欺瞞的な集会です。
自民党は政権を取るまで、TPP反対を公約にしていましたが、現在は推進に変わっています。この一つを見ても、欺瞞的に他なりません。
安倍首相は、訪米して完全に米国に取り込まれることになると思います。集団的自衛権の売り渡しは、国を売ることになります。さらには畏れ多くも天皇陛下を政治利用するようなことがあれば、日本国体に対する大不敬と言わざるを得ません。
大御心を真に忖度し、日本の真の主権を回復しなければならないのです。
大御心を真に忖度し、日本の真の主権を回復しなければならないのです。