四月二十七日(月)、一水会事務局前に街宣車が四台
去る四月二十七日(月)、一水会事務局前に街宣車が四台が現れ、一水会代表木村三浩に対する抗議活動を行なった。
午後一時半頃、街宣車が訪れた際には、木村代表自らがそこに赴き、車両の助手席に座りマイクを持つ、盛義一氏に「この音量では近隣に迷惑、事務所ビルに応接室を用意するから話をしよう」と言うと、盛氏は「もう直接話をする必要はない。終わった、終わった」と話すことを拒み、街宣を続けた。
車両助手席に、先日も弊会事務局前に現れた盛氏の姿を認め、近隣への迷惑を注意し、直接対話を呼びかける木村三浩一水会代表。
目の前の相手に向かってスピーカーから、不必要なまでに音量が上げられた、不明瞭な音声があふれる。
話はない、と言いながら叫びが続く。コミュニケーションが成立しない……。
今回の、弊会に対する街宣活動について、その中心にいる盛義一氏にはそうせざるを得ない動機、憤りがあることも理解できないこともないが、周囲の、殊にSNSやツイッターで顔も名前も見えないまま、あちらの尻馬に乗って、煽りたてようという連中には何の理念も志も感じない。またしかし、SNSやツイッターの使い手のなかにも思慮を持ち、有意義な言論活動を行う方々が確実におり、この件に関してもその存在を感じてはいる。
一水会が「右翼」であるのか、「似非右翼」なのか、「左翼」なのか。
一水会は政治思想団体として独自に活動しており、その根底には国体崇敬と日本を愛する心がある。その信念がある限り、思考停止的な分類、表層的な名付けを怖れるものではない。
現に、ここに紹介したような状況のなかで、一水会機関紙「レコンキスタ」編集スタッフは木村代表の指揮の下、最新号「レコンキスタ」第四三二号の最終編集作業と入稿に勤しんでいた。
今回のような街宣活動により、近隣の住民、特に、この土地に集中して建っている、若者たちが多く学ぶ学校施設に迷惑がかかることを一水会は望まない。 盛氏とはいまだ一対一での対話の機会を持ちたいと望んでいる。 新右翼運動が、騒動に終始するものではなく、世に学び世を思う実りある政治活動であることを信じたい。