我が国の好感度下がる―BBC調査
英国放送協会(BBC)が、2005年より毎年行っている
「各国が世界に与える影響」に関する世論調査において、
昨年は「世界に最も良い影響を与えている国」として評価されていた我が国が今年4位に急落し、
かわってドイツが1位となったことが明らかになりました。
(上図は世界各国における我が国の評価)
今回評価の対象となったのは合計22ヶ国にのぼります。
我が国に対しては回答者の51%が「良い影響を与えている」と答えましたが、
この数値は昨年と比べると7ポイントの減少になります。
今回我が国の順位が急落したのには、東アジア地域での評価が低いことが関係しています。
中国で「日本は良い影響を与えている」と評価した回答者はわずか17%にすぎず、
74%は「悪い影響を与えている」と回答。
韓国でも「良い影響」が21%、「悪い影響」が67%という結果となりました。
(上図は今回の調査参加国)
我が国が好感度の順位を落としたのは、大変残念なことです。
来年行われる調査では、我が国が世界に対して「悪い影響を与えている」と考える回答者が
東アジア地域を中心に、今回よりも減少することを期待します。
しかし好感度の上昇を期待することと、単に中韓におもねることとは、全く意味が違います。
我が国は中国・韓国との間で多くの問題を抱えていますが、
国際社会に向け、毅然として自らの主張を表明していかなければなりません(F)。
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