「TPP断固反対!自民党公約違反糾弾デモ」が開催されました
本日4月21日(日)、東京・渋谷にて、安倍政権のTPP交渉参加に向けた姿勢に反対する
「TPP断固反対!自民党公約違反糾弾デモ」が実施されました。
今回のデモでは「月刊レコンキスタ」も賛同団体に名を連ねています。
本日正午より、JR渋谷駅ハチ公口にて主催者一同によるスピーチが行われ、
弊会の木村三浩代表もスピーチを披露しました。
木村代表はスピーチにおいて、今回のデモの趣旨であるTPP参加への反対はもちろんのこと、
安倍政権が今月28日に開催を予定している「主権回復の日」記念式典についても触れました。
大東亜戦争終戦から70年近く経過した今日でもなお、
首都圏周辺の一都八県上空は「横田ラプコン」と呼ばれ、米軍・横田基地の管制下にあり、
民間機はわざわざ同空域を避けて飛行しなければなりません。
こうした屈辱的な現状を指摘した上で木村代表は「主権回復は未だ実現していない!」と強調、
周囲のデモ参加者からは拍手が巻き起こりました。
主催者一同によるスピーチの後、午後3時よりデモ行進が行われました。
宮下公園を出発したデモ隊は、公園通り、渋谷駅、明治通り、明治公園の順に練り歩き、
約1時間10分ほどかけて、終点の国立競技場前まで到着しました。
今回は通常のデモにも増して、沿道から興味深げにデモ隊を見つめる人々の姿が多く見受けられ、
あらためてTPP問題は国民にとっての一大関心事であることを実感しました。
デモ隊は終点の国立競技場前にて解散し、こうして
「TPP断固反対!自民党公約違反糾弾デモ」は成功の内に幕を下ろしました。
さて、木村代表がスピーチにて述べたように、
安倍政権は今月28日、天皇皇后両陛下のご臨席の下、
「主権回復の日」記念式典を挙行する予定です。
これは、畏れ多くも天皇陛下の政治利用にあたるだけでなく、
長年、沖縄に対し格別の思いを抱いてこられた陛下のお立場への配慮のかけらもない、
極めて多くの問題を孕んだ式典です。
TPP問題のみならず、「主権回復の日」記念式典に対しても、
我々は安倍政権の方針に対し、断固として抗議してまいる所存です(F)。