北朝鮮、安保理決議に反発、核実験を示唆
北朝鮮が「人工衛星打ち上げ」と称して発射した事実上の長距離弾道ミサイルについて、
国連安全保障理事会は22日午後(日本時間23日未明)、
発射を安保理決議違反と非難し、
現行の制裁対象を4人と6団体に拡大する制裁強化決議案を全会一致で採択しました。
これを受けて北朝鮮外務省は23日、
制裁強化決議が採択されたことに反発、
謝罪と撤回を求める声明を発表しました。
この中で北朝鮮は
「米国の制裁圧迫策動に対処し、
核抑止力を含む自衛的な軍事力を質量共に拡大強化する任意の物理的対応措置を取る」
とし、対抗措置として3度目の核実験に踏み切る可能性を示唆しました。
北朝鮮が安保理決議に真っ向から反発する態度を鮮明にしたことで、
核問題をめぐる交渉は当面、困難を極めることが確実となりました。
北朝鮮の核問題をめぐり、東アジアの緊張はますます高まる一方です。
我が国は国際社会と連携し、北朝鮮側の動きを強く牽制していくべきでしょう(F)。
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日時・平成25年2月6日(水)/18時30分開場・19時00分開会
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