ウィキクリークス創設者アサンジ氏亡命か。言論の自由と国家機密 | 一水会活動最新情報!

ウィキクリークス創設者アサンジ氏亡命か。言論の自由と国家機密


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(写真・在英エクアドル大使館に身を寄せるアサンジ氏)

内部告発サイト「ウィキリークス」創設者のジュリアン・アサンジ氏は現在、在英エクアドル大使館に避難しています。

アサンジ氏がスウェーデンや英国当局に逮捕され、その後米国に移送された場合には、公正な裁判が受けられず、身の安全が保障されないことから、エクアドルでは亡命を認めるようです。

ベトナム戦争、イラク戦争、遡れば大東亜戦争でも、民主主義の解放軍気取りで攻撃を加え、それを正当化してきたアメリカです。

しかし今度は、「言論の自由」を守ったのが、ベネズエラとともに反米を掲げるエクアドルだったのは実に皮肉なことです。

かつては在沖縄米軍のグアム移転経費水増しなどがウィキリークスで暴露されたこともあります。そのことで媚米メディアなどはアサンジ氏を強く批判しています。

今後、「民主党の対中(または対韓)密約」などが仮にあったとして、ウィキリークスや同様の告発サイトから暴露されたとしたら、媚米メディアは掌を返したようにニュースソースとするでしょうか。あるいは無視するでしょうか。

そこで、ダブルスタンダートと受け取られないよう「公益性」といった曖昧な基準を持ち出すようでは、成熟した法治社会とも近代国家とも言えないのです。

言論の自由を原則とするならば不都合な言論の自由も守らなくてはなりませんし、国家機密保全を原則とするならば、どんな暴露・告発も許さない姿勢が求められるのです。(N)
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エクアドル大統領「アサンジ事件は、今後長期化する可能性あり」

エクアドルのラファエル・コレア大統領は、現在ロンドンの同国大使館に身を寄せている 内部告発サイト「ウィキリークス」の創設者ジュリアン・アサンジ氏をめぐる争いは、英国が彼に対しエクアドルへの支障のない出国を認めなければ、今後何年 も続く可能性がある、との見方を示した。
 コレア大統領は英国BBCのインタビューに応じた中で、「もし英国が安 全な出国を保障するならば、スキャンダルは明日にでも終わるだろう。そうでない場合、もしアサンジ氏がロンドンのエクアドル大使館を出る事が出来なけれ ば、事は何か月あるいは何年も続く可能性がある」と指摘し、英国とスウェーデンに対し、アサンジ氏をどこか第三国に引き渡さないと保証するよう求めた。
  なおスペインの通信社EFEが英国のエクアドル大使館筋の情報として伝えたところでは、エクアドルは、ロンドンの同国大使館からアサンジ氏を秘密裏に国外に連れ出すつもりは全くない。先に一部マスコミは、アサンジ氏は外交関係に関するウィーン条約により、検査を受けなくて済む外交特権で連れ出される可能性 があるとの仮説を報じていた。

The Voice of Russia


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緊急一水会フォーラムのお知らせ

日時・平成24年8月28日(火)/18時30分開場・19時00分開会

演題・「私があえて北朝鮮にいった理由」

講師・藤本健二先生(元金正日の料理人)

場所・ホテルサンルート高田馬場  3階会議室