東電が8月の電力供給量を下方修正
東京電力は1日、7、8月の電力需給見通しについて、
5月13日時点では8月末時点の電力供給力を5620万キロワットと見込んでいましたが、
60万キロワット少ない5560万キロワットに下方修正しました。
8月には柏崎刈羽原発(新潟県)の2基の原子炉が相次いで点検に 入るため、
供給力は7月を下回ることになります。
福島第一原発の事故や、中部電力浜岡原発の停止を受けて、
各地で定期検査中の原子炉の運転再開が難しくなっており、
中部電力や関西電力などからの融通分を除外した結果です。
一方、7月末の供給力は5680万キロワットと5月時点の5520万キロワットから上方修正しました。
東日本大震災で被災した火力発電所の復旧を前倒しすることで、供給力を確保するとのことです。
この電力供給についても様々な意見が飛んでおり、消費電力が予想よりも上がらないことから、
電力供給を減らすのだ、とする意見もあります。果たして、東京電力の電力供給と一般の消費電力、
そして電気料金との関係を明白に分かるようにすることができないものでしょうか…。
さて、震災発生から3カ月余りが過ぎ、被災者支援にも一定のめどが経ったため、
自衛隊は陸海空での統合任務部隊を解散することとなりました。
すでに、地上での行方不明者の探索を終了し、
最大1で0万人規模となった災害支援体制を縮小する方向です。
災害支援活動では、その実力をいかんなく発揮した自衛隊でしたが、これで、
本来の任務である国防に専念できます。国民の自衛隊へのま眼差しも変わってきている中、
国防の任務を全うして貰いたいと思います。