これだけは言える! 中国に南沙・西沙両諸島の領有権など無い!
スプラトリー諸島(中国名「南沙諸島」)をめぐる紛争が治まりません。
ベトナム海軍は13日、同国の中部クアンナム省沖合40キロの南シナ海域で実弾による軍事演習を行い、
またフィリピン政府は14日、南シナ海の名称を「西フィリピン海」に変更すると発表しました
(ちなみにベトナムでは南シナ海のことを、何と「東海」と呼んでいるのだそうです!
バカチョンどもが喚き散らすそれとは異なり、こちらの「東海」はなんだか賛成したくなっちゃいますね!)。
ところでこの海域、我々第3者の目から客観的に見て、そもそも本来は、
どこの国に所属すべきものなのでしょうか。
昨日も書いた通り、昭和26年(キリスト歴1951年)までこの海域は我々日本の領有であり、
当時の政府はここを「新南群島」と呼び、台湾の高雄市に組み込んでいたとのことです。
ではそれ以前の領有はどこがしていたのかというとこれが予想どおり。
昭和13年(キリスト歴1938年)まではフランスの実効支配下にあり、
さらにその前は無人島で、事実上無主の地だったということです。
一方バラセル諸島(中国名「西沙諸島」)のほうは我が国が領有した時代は無く、
昭和29年(キリスト歴1954年)までずっとフランスが実効支配していた(その前は当然、無主の地だった)
とのことです。
現在、この海域の領有権を主張している国々のなかで元々フランスの植民地だったのは唯一ベトナムのみ。
ということは歴史的経過からみて、バラセル諸島はベトナムが、スプラトリー諸島はベトナムと台湾の
2ヶ国が本来の領有権者、ということになりそうです。
いずれにせよこの海域の領有権問題がそう簡単に片付くはずもなく、
我々第3者には当事者間での話し合いによる解決を待つしかありません。
が、ただ一つ、これだけは今から我々にも断言できます。
スプラトリーにせよバラセルにせよ、大陸中国にその領有権など無いってことを!