元特捜検事が逮捕される！

　大阪地検特捜部による証拠改ざん事件で、最高検察庁は、主任検事が証拠を改ざんしたことを把握し、

その上で故意に隠ぺいした疑いが強まったとして犯人隠避容疑で、

当時の特捜部長と副部長を逮捕しました。犯人隠避の疑いが持たれているのは、

大阪地検の前特捜部長、大坪弘道容疑者と、前特捜部副部長、佐賀元明容疑者の二人。

現職の検察官幹部が逮捕されたことで、検察庁は大きな衝撃を受けています。

二人は前田容疑者に「過失による改ざん」と説明するよう指示し、

「経緯報告書」の内容も修正させるなどしました.。

組織ぐるみの犯行が強まった今回の事件で、容易に犯罪が作り出せる構造が明るみとなり、

検察はモミ消しえん罪加工工場だったことが明白となりました。

こうなっては、過去に立証した事件のすべてが怪しくなってきます。

特に政治的傾向の強い事件は尚更です。

この一件では検事総長の進退について厳しい処置は免れないところです。

検察自体の存在意義についても議論される時期が来ています。